太平洋の大海原を眺めながらのハイキング

房総半島南端  2024年11月7日(木)~8日(金) 


今回初めて山登りでなく平坦な道を歩くハイキングを企画した。9時過ぎには東京駅前の高速バス乗り場に参加者11名が既に集合していた。これからバスに乗車して海ほたるを経由して館山に向う。館山からは一般道で千倉へ、そして海岸沿いにある駅の道ちくら海鮮王国で下車した。

途中渋滞もなく快適に走り、到着予定時刻よりかなり早めの11時半過ぎには到着した。先ずはハイキングに備え腹ごしらえで道の駅人気の大型アジフライ定食を食す。腹ごなしに道の駅に展示してある船にのったりして出発までの時間を過ごした。道の駅からはサイクリングロードを海岸線に沿って房総半島南端の安房白浜に向う。天気予報では寒さと強風が予想されていたが、ほとんど風もなく日差しが暑いくらいで今朝の寒さで着込んできた防寒具を、バックの中に仕舞い予定より15分早く出発歩き始めた。

最初は防波堤に描かれた子供の絵を観ながら楽しく歩いた。防波堤の外には岩の海岸線が延々と続き波しぶきを放っていた。また遠く太平洋の沖には大型貨物船が浮かんでいた。暫く歩くと橋が架かっかており太鼓橋になっていた。橋の中央で雄大な大海原の景色に暫く見とれていた。目的地まではずうっと海岸線を歩くことになるので、暫くすると飽きてくる。一時間くらい歩くと中間地点に差し掛かり、海岸線の道路と路線バスの走る道が交差している所にバス停があり、何人かは完走を諦めバスで目的地に向かった。ここからは途中砂浜に降りて歩いたり、岩場の近くに行ったりして気分を変えてハイキングを続けた。目的地の房総白浜のホテルには、到着予定時間より一時間近く早く着いて先ほどかれたメンバーと無事再会してホテルにチェックインした。

二日目

予定より15分早くホテルを出発して野島崎灯台周辺を散策することにして8:45に出発。天候は曇り空、昨日とは打って変わって多少肌寒いが歩くにはちょうど良い。昨日の続きで海岸線を東の方向を館山方面に向かう。15分程で野島崎灯台に到着、まず灯台の直下まで行き海岸まで降りて周辺の岩場を見ながら先へ進む。先端の方に向かって暫く歩くと房総半島最南端の標識があり、ちょっと高い岩場の上にベンチが備え付けてあった。おっかなびっくり岩を登ると、最南端からのベンチから太平洋の大海原の雄大な景色が眺められた。

灯台を過ぎて、さらに東に向かって歩くが岩場の海岸線がずうっと続く。海岸線の近くの遊歩道を歩いたり、砂浜に降りて歩いたりしていると景色が一変して太平洋に突き出す半島が現れ今日の目的地近くの半島の先端が遠くに微かに見えてきた。

ようやく目標が分かり気分一新、目的地に向かってさらに歩みを進めた。サイクリングロードが砂に埋もれ歩けなくなっていたので海岸に降りて、砂浜を貝などを拾いながらして波打際を暫く歩いた。途中からサイクリングロードに戻り、さらに先に進むと漸く半島の先端に辿り着けた。民家がちらほら現れた頃、館山に向かう路線バスの通る道路にやっと合流した。ちょうど半島の先端に白浜の屏風岩のバス停があったのでこれ以上無理せずに、この先の目的地布良港まで歩かずにバスに乗って館山に向かうことにした。

その為予定より一時間早くバスに乗ることが出来、時間に余裕が出来たので渚の駅に行く前に館山城を見学することにした。10分程で城山公園に到着、山の上に天守閣が仰ぎ見るように聳えていた。ここからの階段が一苦労、山にでも登るように懸命に歩き漸く山頂の天守閣に到着、せっかくだから全員で記念撮影をした。天守閣の裏手の展望台まで行き、そこからは館山市街と館山湾さらには遠く箱根の山まで望めた。

最後の楽しみに、渚の駅たてやまに向かう。10分程で到着、レストランに直行して目的の海鮮丼を注文、ほぼ満足して渚の駅たてやまにある水族館を見学したり、お土産を買うなどして時間をつぶして16時発の高速バスに乗るために館山駅に向かった。駅前のバス停から「なのはな24号」に乗車して帰京した。
S

<参加者のひと言> 


お天気にも恵まれ海を見ながらのウォーキングは、とても気持ちよかったです。大きくて肉厚のアジフライや新鮮な海鮮丼も美味しかったです。また1つ楽しい思い出が出来ました。斎藤さん2日間、大変お世話になり本当にありがとうございました。
(まりこ)

東京で木枯らし1号が吹き荒れた日に南房総に移動、快晴で風もなく歩くには暑いくらいでした。二日目は曇り、歩くにはちょうど良いコンディションで砂浜で 波とたわむれながら沢山あるきました。道の駅での昼食、アジフライも海鮮丼もとっても美味しかったです。リーダーや皆さんに大変お世話になりありがとうございました。
W

いつもと違う風景と食事を楽しんだ2日間の旅でした。海岸線を眺めながらときおり岩場での釣り人の帰りを心配したり、乙女の銅像に癒されたりしながらのんびりと歩きました。野崎先灯台では岩場の上のベンチから外房の海を遠望、館山城址では道に迷ったりと話題に事欠かないハイキングでした。高速バスを降りてすぐの道の駅での「アジフライ」、ハイキング終点近くの渚の駅での「海鮮丼」は本当に美味しかった。
(白毛門)https://photos.app.goo.gl/XtZDFjtSB5cYviCH6

あれ見た事の有る景色だなってハイキングでした。家族と各道の駅来てるし白浜の一棟借りして家族10人でバーベキュー楽しんだりした場所が有り気持ち的にルンルンで歩く事が出来ました。初日は暑いくらいお天気に恵まれ気持ち良かったです。2日目は曇り空でしたが皆んなガッツでハイキングを楽しむ事が出来ました。初日の昼はアジフライカキフライ定食!2日目は美味しそうな海鮮丼を食べ最高のハイキングでした。ホテルの飲み会も超盛り上がり最高!リーダーの斎藤さん参加の皆んなありがとうございました。
(タダミツ)

以前、京橋のモンベルの向かいの店にお昼時のサラリーマンの列に並んで入ったことがある。ランチで食べたその店の看板のアジフライ定食が実にうまいと思った。しかし千倉の道の駅で食べた大きくて肉厚のアジフライは絶品だった。やっぱり「アジフライは千倉にかぎる。」昼食の後、歩き始めた海岸の道は夏のリゾートの施設はすでに閉まっていてちょっぴり寂しい。遠くの海を通る貨物船を眺めたり、沖の小さな岩礁で釣りをしている人が今にも波にさらわれるじゃないかとかみんなでワイワイガヤガヤと話しながら潮騒だけが聞こえる静かな海岸を歩いた。大声で人と話すのは久しぶりだ。また、この年になって、打ち寄せる波と遊ぶとは思わなかった。リーダーいい旅をありがとうございました。
(手拍子足拍子)

今回の旅の感想の筆頭は、なんと言ってもリーダーお奨めの昼食。
初日の「特大アジフライ」は大きさとともにフワフワの食感でこれはもう別物、未体験の世界。
二日目の「海鮮丼」も箸を入れる度に無数の切り身がウニとイクラにまぶされて色合い豊かに次つぎに現れ、潮騒と風を感じてテラスで食べれば言うことなしの絶品だ。
どちらも老齢の身には無理かなとも思ったが、みんなで食べれば怖くない、あっけなく完食した。
美味しいものを食べてからの海岸散策も変化があり、遠くの船が行き交う様子や岩場の釣り人の動きを見ながら砂浜で貝殻を拾ったり、岩場を跳び歩いたり、小さな花を見ながらおしゃべりしたりと楽しかった。
途中の海水浴場近くに若山牧水の歌碑があり、あの『白鳥は哀しからずや空の青 海のあをにも染まずただよふ』とあった。
青空と碧海のこのロケーションが発した句なのだろう。
いつもの山行とは異なる、海ならではの感情を呼び起こす旅で、帰りのバスの車窓からの夕焼けに彩られ、地平に浮かぶ富士山が色濃くこの旅を印象付けてくれた。
(ヤマジジイ)

初めての高速バスで、遠足気分を味わいました。到着してすぐ、美味しいアジフライを食べ歩き始め、寒いと思ったら暑い!夜はホテルの温泉で汗を流し、食事はお腹一杯になりました。2日目は海風を浴びながら、海鮮丼を目指して歩きました
楽しい2日間、メンバーの皆さんとリーダーの齊藤さん、お世話になりました。
miyakumi

朝は肌寒くて歩くのが不安でしたが、太陽がさすと汗ばみ衣服調節が必要でした。千倉の海岸沿いを白浜まで歩き、砂浜では貝殻を拾い、とてもゆったりとした日々を過ごせました。夜は皆んなでお酒を飲んで沢山笑い、あっという間の2日間でした。ありがとうございました。
MK

天気は晴れ、千葉の砂浜・灯台・館山お城など2日間で4万歩を歩いて散策しました。帰りの東京駅北口の変わり様にビックリしました。リーダー様ありがとうございます。

S.A










房総半島ハイク写真特集



コース記録

一日目

東京駅9:20→高速バス→11:35道の駅ちくら潮風王国12:45→ハイキング→乙浜13:50→ハイキング→15:00南房総白浜・南国ホテル

二日目

南国ホテル8:45→9:00野島崎灯台9:20→ハイキング(途中休憩)→11:35白浜の屏風岩11:42→路線バス→12:03館山下町→徒歩→12:15城山公園12:05→13:15渚の駅たてやま15:00→徒歩15:13館山駅16:00→高速バス→東京駅18:45解散

 

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