春かおる房総の展望台

御殿山 364m 2015年1月24日

御殿山は千葉県立嶺岡山系自然公園の中にあって、現在は南房御殿山の山頂で総市の中にあります。以前は旧三芳町、丸山町、富山町の中に位置し、それぞれの観光協会が地図を作成しているため、御殿山から大日岳までの縦走地図はなく、岩井駅前の観光協会では別々の地図があるだけ。これをまとめないと一連の地図がないのが悩みの種でした。山頂からの展望が素晴らしく、日本一の富士山を正面に見ると、その西には富山や伊予ヶ岳、そして東には太平洋を望むことができる山が御殿山です。今回、山の名前の由来を調査したところ、その昔、日本武尊が関東遠征したときにこの安房地方も平定されましたが、平定した地を一望できるのがこの山で、ここを根城としたことから御殿山と呼ばれたと言い伝えられています。またこの山の大きな特徴は遠くから見ると乳首の様に見える突起があります。これはマテバシイの巨木群の樹林ですが、現在は付近の樹木も大きくなったため、その奇観は少々見えにくくなっています。

小生たちの登山グループは9時前に山田中学前の高照禅寺前駐車場に到着し登山を開始しました。30分ほど登山して大黒天の神社が祭られている地点に到着。展望も良く休憩を取り、記念撮影をして気分良く再び出発、暫くして狭い展望台に着き、みごとな眺めに満足して、さらに高取山や大日岳と御殿山の分岐を左折して10時15分には到着しました。

少々早いが写真撮影後、昼食を摂り、12時前には下山を開始しました。日帰りの湯に行く前に道の駅「富楽里富山」に立ち寄り野菜などを買って帰る予定でしたが、水仙ロードが近くにあるとのこと。時間的にも余裕があり、是非散歩して花見を楽しみたいとの事で、30分ほど水仙を見学して歩き、その後はグランビュー岩井の温泉に行きました。12階の展望風呂からの東京湾の見晴しはすばらしく、横須賀まで見える展望に感動して満足でした。

休憩室もなかったため、1時間ほどでバスに戻り、途中、近くの地酒やで少々のビールなどを手に入れて、バスの中で楽しい時間を過すことが出来ました。一路東京に向けて帰路に着き、17時には東京に着きました。

今回特に感じたことは15人の参加をいただき、今までと同じ参加費で処理できて感謝しています。バスは行きも帰りも首都高速を使用せず、帰りは降車地点を曳舟から、錦糸町そして木場へと、皆様を元気に早くお帰りいただけたことが良かったと思い、有り難う御座います。(O)

コース記録

6時30分箱崎IC―― 8時40分高照禅寺前駐車場―-9時5分出発――9時35分大黒天――10時15分山頂到着――記念撮影後昼食時間――11時25分下山開始――12時15分下山――12時25分富楽里道の駅―-12時50分水仙ロード――13時20分出発――13時30分グランビュー岩井で日帰りの湯――14時30分帰路に着く―――17時東京着

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