風雪そして快晴の2日間
白馬・岩岳スノウシュウ 2018年2月17日~18日
初日は悪天候の中、何とかスノウシュウを体験することが出来たが、山頂周辺でのスノウシュウトレッキングは吹雪の為叶わぬものとなった。2日目は快晴でゲレンデスキーをそれぞれ思い通りに滑れたものの、午後からは思わぬ展開が待っていた。
東京駅6:52のあさま601号の自由席に乗るため、ちょっと早めに東京駅に集合したものの、新幹線の座席は途中までほぼ空席状態であった。予定通り8:40に長野駅に到着。30分の待ち合わせで白馬方面行きの路線バスに乗り込む。東京を出る時は快晴の空が曇天に変わり、既に雪が降り始めていた。雪の降り方が段々と強くなり、見渡す限り真っ白な世界に変わっていった。
バスを降りて取りあえず宿へ、荷物を預けて着替えをして11:30完全防備で出発。歩いて5分のレンタルショップでスノウシュウを借り、連絡リフトに乗ってゲレンデの近くまで行く。当初、クロスカントリーコースを歩く予定だったが、宿の主人のアドバイスでゲレンデ近くの林道を暫く歩くことにした。初心者の人もいたが直ぐにスノウシュウにも慣れ林道をスイスイ登って行った。30分程登ったところで引き返し、ゲレンデのレストランで昼食を取った。
午後からは山頂でスノウシュウをする予定でゴンドラリフト乗り場に向かった。そこで乗り場の係員から悪天候の為、何時リフトが運行中止になるか判らないので、乗らないよう注意をされたが、とにかく行ってみることにした。着いてみると山頂はホワイトアウト状態ですぐに引き返し山麓へ。そこで予定を変え再び先ほどの林道を歩くことにした。林道は風もなく穏やかで、ゆったり歩くことが出来た。ただ単調な道なのであまり面白みもなく1時間程で引き返した。
途中からは林道を外れ、林の中に入り積雪が4~5メトールあると思われるところを自由自在に歩いた。スノウシュウで歩く新雪の感触のフワフワ感が面白く、最後になってやっと十分に楽しめた。ホテルに戻り温泉に浸かり今日1日の疲れを癒した。
2日目は予想に反して朝から晴天が広がっていた。午前中は風もなく雪質も良く、絶好のコンディションの中スキーに慣れていた人は、思う存分楽しんだようだ。昼食後はスキーで山頂から降りる人も、そのままゴンドラで降りる人も一緒に乗る予定でゴンドラ乗り場へ向かった。その途中でメンバーの一人が思わぬ怪我をしてしまった。
他のメンバー3人が介護をして一緒にホテルに戻り、残りの3名はそのままスキーを続行して予定の時間までにホテルに帰った。その後、怪我の状態はかなり悪化しており歩けない程になっていた。宿の主人にバス停まで車で送ってもらい、路線バスで長野駅に。着いてからは、JRの助けを借り何とか無事に東京駅に帰ることが出来た。
最後にリーダーとしての反省点として、状況をよく見ずにかってに怪我の状態が大したことはないと判断して、その後も最後までスキーを続けたことです。(S)
<参加者のひと言>
★白馬岩岳ゲレンデに着いてすぐ、雪が降るなかのスノウシュウでした。ふかふかの雪で気持ち良かったです。ゲレンデの近くを足慣らしした後、ゴンドラに乗って岩岳頂上まで行きましたが、吹雪のため断念しゴンドラで下山しました。
2日目は晴天のなか、スキーを楽しみました。
アクシデントはあったものの、日頃の生活を忘れさせてくれる体験でした。
リーダーの齊藤さん始めメンバーの皆さん、お世話になりました。
(宮瀬)
★「一日目は悪天候のために山の上の予定のコースに行けず、レントゲン色の空、降りしきる雪の中、下のスキー場近くの林道を登り、森の中を七人は徘徊したのだ。 新雪の緩やかな下り坂をフワフワと歩くのがスノウシュウのたまらない醍醐味なんだとSさんが教えてくれたが、まるで雲の上を歩いている様だと思った。 二日目は天気も回復しスキー日和。 過ぎし日は遠く昔のようだとお前は言ったが、過ぎし日は近く昨日のようだとなにかの本に書いてあった。40年ぶりのスキーはやっぱり大昔、さんざんたるものでした。
しかし、白馬村消防団の様な貸ウェア、割安のシルバー料金、その上のハイシルバー料金もあるリフト代などスキー場の雰囲気を楽しみました。この年でスキーを履いただけで大満足でした。 斎藤さん、ありがとうございました。」
(T.K)
★曇天。最高のパウダースノーで人もまばら。静かな自然を感じながらスノーシューの足慣らし。午後からゴンドラに乗り岩岳山頂上から長い雪上トレッキングの予定!ところが急激な天候の変化!!ホワイトアウトで目も開けていられない状態に早々にゴンドラで引き返し、午前中と同じ足慣らしコースを穏やかに歩く。無理は禁物。次の日は晴天。だだっ広いゲレンデと相変わらずのパウダースノーで滑りやすく上手くなったと錯覚してしまう。みんなが早めに引き上げる中、斎藤さんと仲良くペアリフトで時間ぎりぎり最後まで楽しみました。
(e-jan)
コース記録
1日目:東京6:52-北陸新幹線あさま601号-8:40長野駅9:10-路線バス-10:30岩岳・新田-10:50ホテルモンターニュ・フルハタ11:30出発→(林道歩行)→13:00昼食14:00→ゴンドラでゲレンデの最上部の「ノア」まで行き引き返す14:30再び林道でスノウシュウトレッキングをする→16:00ホテル着
2日目:ホテル8:30→スキーゲレンデ→9:00各自ゲレンデスキーを楽しむ→12:00昼食13:00―ゲレンデスキー-15:30ホテルに戻り入浴16:30―岩岳・新田17:05-路線バス-18:30長野駅19:08-北陸新幹線あさま628号-20:52東京着解散
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