柔らかな日差しの中、ふわふわの雪原歩きを満喫 リフトの中止は予想外
霧ヶ峰/車山高原スキー場 2025年2月8日(土)
新宿7:00発あずさ1号に乗り込み、霧ヶ峰に向けて出発。9時過ぎに茅野駅に到着するとホームに登山客が溢れていました。みんなどこに行くのかと思っていると駅前のバス停に向かっていて、バス停の前は長蛇の列ができています。ほとんどが八ヶ岳方面に向かう人たちで、幸い車山高原行く人はそれほど多くはなく我々は座席に座ってゆくことが出来ました。車窓からは八ヶ岳はほとんど雲に覆われていましたが、霧ヶ峰の方面は日差しが差しており、時折雲には覆われることもありましたが何とか天気は持ちそうでした。
雪道のためバスは慎重に運転していましたが予定通り10時半前には車山スキー場に到着しました。早速スノーシューを借りにレンタル場に行きましたが、スキー客でごった返していて借りるのにかなりの時間を要しました。
リフト券を購入して準備は整いリフト2本乗り継いで車山の山頂目指していざ出発しようとしましたが、今度はリフト乗り場に長蛇の列、なかなこ思い通りに進めません。漸くリフトに乗ってスカイパノラマ中間駅に着き、スカイパノラマに乗り継ぎ山頂に行こうとしたところ最悪にもリフトが調整の為運航を中止していました。
やむを得ず予定を変更して車山山頂は諦め中間駅よりゲレンデを登り車山乗越を目指しました。途中スノーシューを履いた登山者に何組か会いましたが、車山肩からの周遊コースを巡っているとのことでした。スノーシューでの登りは結構大変で、漸く45分程で車山乗越に到着しました。天候は曇り時々晴れでしたが、眺めはよく蓼科山から車山山頂、喋々深山まで日差しに照らされた山々が見渡せました。ここからは当初の予定通りゲレンデ脇を通り山麓まで下ります。
新雪が積もったばかりの雪原をスノーシューで軽快に下るのは最高に楽しいことです。時々深みにハマり身動き取れなくなることもありますが何とか脱出して歩き始めます。それを繰り返しながら麓まで下ります。ゲレンデを遠回りして降りるため思った以上に時間がかかり13:50にようやく麓に到着しました。無事に下山したものの予想外のことが次々に起こり何とも大変な一日でした。
帰りのバスの時間まで1時間余りあるので途中取れなかった昼食をゲレンデのレストランでゆっくり取ることにしまた。14:50発のバスに乗車して茅野駅に向かい多少早めに駅に到着したので予定より一本早いあずさ号で新宿に向いました。
後日談ですが突然のリフトの運航中止で車山山頂に行けなかったことで、リフト券の払い戻しが可能かどうか業者と交渉し、当初は難航しましたが粘り強く交渉した結果、半額が払い戻されました。
(S)
<参加者のひと言>
★急な事情により、参加人数が二人減って四人での行動となった。
少し遅れて着いたスキー場は大勢のスキー、スノボのファミリー、橇を楽しむキッズで溢れかえっており、スノーシュー組は皆無。多少、訝しまれた。
スノーシューを抱え、第1リフトを降りる。と、なんと第2リフトへの経路上に閉鎖のロープが…。
リフトが点検のためと称して動いていなかったのだ。
ここでリーダーの瞬時の計算機能が働き、本来の車山山頂→車山湿原→車山乗越を断念し、ゲレンデ内をトラバース気味に登り、車山乗越に向かう体力勝負のショートカット作戦を断行する。
体力面に不足なく、人柄も他を尊重する人たちで構成されており、まとまり良くこの難問に対応して挑んだ。
だが如何せん気構えはおろかストレッチすら出来ておらず、この日の記録的寒波にあちこち動きは鈍く、滑舌にも影響して会話もままならない。
口元のマスクにマフラーには湯気に鼻水がない交ぜになってこびりつき、一部は凍っている。
手足の指先と耳にも若干の痛みが感じられた。
だが、この日のピークの車山乗越に着き、ここからの経路を俯瞰することができると、コース攻略の目処が立ち、安心感からか、はたまたお日様の日の光のためか身体が温まってくる。
下りの吹き溜まりのトラップに填まるたびにいい大人の歓声があがり、ゲレンデ内のスキー客を横目にゆったりと降りた。
結果、予定の1/3程度の下りがカットされ、第一リフトからの登りが加わって、体力、時間の調整が上手く図られた。
幾組かのスノーシュー客とすれ違ったもののほぼ独占使用に満足度が高い。
リーダーの機転が生んだストレスフリーのスノーシューにアッパレ。
※帰りの茅野駅の気温=-3℃。車山乗越より寒く感じられた。
(ヤマジジイ)
★今回の山行は日本を記録的な寒波が居座る中で、浪漫会の歴史上の参加人数で行われた。
茅野を出たバスは雪化粧のリゾートを通り、一時間ほどで車山高原スキー場に到着した。
若者たちの長蛇の列の中で少し気後れしながら並び、二つのリフトを乗り継ぎ、いざ山頂へ目指す。だが、何と二基目のリフトが動いていない。乗り場に点検中の張り紙が張ってある。しかたなく上部の車山乗越まで歩くことになるが私は息切れであえぎながら登る。
時々薄日が差す、いまいちの天気で遠くの八ヶ岳、南アルプスは残念ながら望めないが、周りの山々は白銀に輝く。スキーゲレンデの近くではあるが樹林帯の中のまだ誰も歩いていないフワフワの新雪を歩くスノーシューの醍醐味を多いに楽しむ。昨年よりときどき体力の衰えを感じるようになったが今年は老いてなお山を楽しむで行きたいと思う。
(手拍子足拍子)
★2月8日 雪で遊ぶ 風なくて 晴れ間あり楽しかった。
帰り時間、バス停からスキー場を、見上げる。あら、ら、雲が飛んでしまって、晴れ間が出てきた。強い日射しが道路の雪に反射 まぶしい。
昼頃11場過ぎから、ゲレンデを登って、歩いて、雪を、踏み抜いて遊んで。
写真を撮る。歩いて降る。途中スキーシューの人に会う、なん組か、なんにんか、いた。
ほとんど、あっという間の雪遊びだったけど、充分満足でした。
待つあいだに食べたラー麺スープの塩味の強さには、び 、びっくりした。でも、食べ終える頃には、適正な旨い味になっていた。なぜなんだろう?
(K)
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コース記録
新宿7:00→9:07茅野駅9:25→路線バス→10:23車山高原スキー場 →リフト→11:45スカイパノラマ中間駅→12:30車山乗越→13:20スカイパノラマ中間駅→ゲレンデの端を通過→13:50スキー場山麓―車山スキー場(昼食)14:50→路線バス乗車→14:50茅野駅到着茅野駅16:20→あずさ44号→18:45新宿着解散