うららかな春の一日 弘法大師ゆかりの地を訪れ絶好の樹林ハイク

 弘法山 235m 2015年4月25日(土)

今回の山行は、弘法大師が修行したといわれる、その名も弘法山を1浅間山にて8人で訪れた。早朝の新宿駅。参加者が予定より早く集まったため、途中乗り換え覚悟でも、ホームの雑踏から抜け出そうというS氏の提案で当初の乗車予定より15分ほど早い電車に乗り、秦野に向かうことにした。

秦野駅からはよく整備された花壇を見ながら、水無川沿いの道を目的地へと歩いた。30分ほどで、弘法山の登山口に到着。あいにくスペースの関係でまとまっての準備体操は無理なため各自適宜の体操を行い、出発した。

弘法山の山頂には、ほぼ予定の時間に到着し、早速昼食をとることにした。食べ始めると、あちこちから様々な差し入れが次から次へと回ってきて、どなたからの差し入れなのか、たちまち分からなくなってしまうほどで、ありがとうございました。

弘法山の山頂近くには大きな樹木が生い茂っていて、市街地からさほど遠くはないのに、誠に山深く趣のある山でした。鐘楼が設置されていて、その鐘楼の前には「乳に水」と呼ばれる井戸があり、乳の出の悪い母親がこの水で粥を炊いて食べると、乳の出がよくなったとの言い伝えもある。このほか、弘法大師の木像を納めた釈迦堂があり、我がグループのメンバーもお参りをしていた。

弘法山からの下山道はアップダウンの繰り返しが続いたが、山道にしては緩やかな道で道幅も広く、大変歩きやすい。34人がまとまって、談笑しながらの歩きを楽しめ、一層のコミュニケーションが図られたことと思います。周囲の新緑は日々の生活での眼の疲れを癒してくれる。木々の間から吹いてくる風は早くも5月の薫風を思わせる清々しい風で、肌に心地よく、気持ちよかった。この時期は一年の中でも絶好のハイキングの季節ではないかと思います。

最後の目的地、弘法の里湯には、予定通りの時間となった。10人集まると入浴料が1人分(1,000円)割引になるので、この余録を風呂上がりのオツマミに充てることで皆さんの了解をいただきました。新宿には16時には到着し、解散となった。

1週間前に下見をしたにも関わらず、道を間違えて、皆さんに迷惑をお掛けしてしまいました。お詫び申し上げます。(T)

コース記録

秦野駅930―弘法山入口1000−浅間山1025−権現山1050−弘法山1100―吾妻山1300−弘法の里湯15451600新宿(解散)

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