快晴の山頂から初冬の富士山を堪能

倉岳山 990m 2016年12月10日(土)


高尾から大月までの中央本線には1000mクラスの山が連なり、各駅から様々な山遊び倉岳山の山頂でができる。富士山を展望できる山も多い。今日はその中の倉岳山に行くこととなった。

定刻通り新宿を出発し、高尾駅での5分の乗り換えも無事クリアーして予定通り梁川駅に着いた。車窓から雪を戴く冨士山もみえた。

今回は大野さんが参加されているので、恒例の準備体操をして登山口まで20分ほどの車道歩きとなった。(ちなみに、梁川駅で降車したのは我々のグループだけでした)。天気は快晴。擦れ違う人もなく静かだ。登山口で小休止の後、立野峠までの1時間30分程の山道を登ってゆく。紅葉の時期も過ぎ、木々は落葉して冬の始まりを感じさせる。沢沿いの道を何度も沢を跨いで高度を上げてゆく。凍結している箇所もあると思っていたが幸いにして見当たらない。すぐに汗ばんでくる。

40分ほどで着衣調整。末光さんから大福の差し入れ。元気を取り戻して再び登りだす。傾斜も少しずつ厳しくなってくる。立野峠までは樹林帯が続くので強い風はないが、時折の微風が心地よい。1時間ほどで峠に到着した。ひたすら登ってきたので疲れた人もいた。

ここからが今日の山場。標高差200mの急登だ。2本の坂を登ることになる。落葉がかなり堆積していて滑りやすく歩きにくい。慎重に一歩一歩進みなんとか頂上に着いた。正面の左側に少し雲があるが綺麗な富士山を見て疲れも雲散霧消した。北には以前行った百蔵山、扇山もよく見え、奥には甲斐駒ケ岳も頭を出していた。

ここで再び末光さんの差し入れが登場。煮卵をご馳走になった。(どらえもんのポケットみたい。いったいザックは何キロあったのだろう?)

 倉岳山からの富士山風は冷たいが、日差しは暖かい。景色を楽しみ、ゆっくりと休憩した。いつまでも眺めていたいような景色だった。

 いよいよ帰路にかかる。落葉のため滑りやすい下りに少々難儀しながら慎重に降りてゆく。なんとか無事に立野峠まで降りることができた。

 ここから登山道入口まで長い下りが始まる。登りとは、また、印象が違う。疲労感もあったが、確実に下ってゆく。登山口に着いたときには予定より1時間程早かった。

 梁川駅まで戻り、帰宅組と温泉組に別れ、温泉組は尾垂の湯に立ち寄り汗を流した。

 末光さん、重い差し入れをいただきありがとうございました。本年最後の山行でしたが無事に終わりホッとしました。(I)

コース記録

新宿7:26=8:15高尾8:20=8:45梁川9:00=10:40立野峠10:50=11:20倉岳山12:05=12:33立野峠12:45=14:10梁川(JR)14:26=14:38藤野(バス)14:43=15:00尾垂の湯(バス)16:15=16:00藤野


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