春爛漫、梅祭り満開の山道歩き、湯河原の奥座敷で湯につかる
幕山 625m 2019年3月2日
3月に入っても、はっきりしない行きつ戻りつの天候が続く中、この日は狙いすましたような晴天だ。ゲストの2人を加えて総勢13人で、湯河原の梅林に繰り出した。
小田急、JRと乗り継いで、午前9時前に湯河原の駅に全員集合。駅前のバス停には、案の定、好天に誘われて多くの人が行列をなし、次々と幕山公園直通の臨時バスに乗車する。幕山公園までの交通渋滞が心配だったが、公園近くの渋滞箇所では交通整理員の案内で直通バスは反対車線をすいすいと走り、おかげでストレス無く到着することができた。
軽い準備体操をして出発だ。入口近くにしつらえられた菜の花畑の一角、そのあざやかな橙色っぽい黄色と真っ青な空のコントラストが素晴らしく、向こうには紅白入り乱れたたくさんの梅の木が梅の花が妍を競い合っている。見上げると、まるで全山は霞がかかったよう。近くのそそりたつ岩場は、ロッククライミングの練習場所だ。ヘルメットやハーネスを付けたクライマーが何人も岩登りの練習を行っている。
幕山の山頂までは1時間ほどではあるが、標高にして400mを一気に登る。道は九十九折りにくねくねと曲がっていて、時々梅林をのぞき見ることができる。親子連れや犬を連れながら登っている人、たくさんの人が山頂を目指している。カヤトの山頂は、大賑わい。昼食を食べるスペースを探すのもひと苦労だ。地平線の向こうには真鶴半島と相模湾が広がっている。
山頂を後にして、梅林の山道を一気に下る。再び湯河原の駅に出て、次は鎌倉、室町時代からの秘湯といわれる「こごめの湯」を目指す。バス停から急な坂を登りきると、立派な建物がいきなり視界に飛び込む。いかにも由緒ありそうな湯だ。湯船は広くゆったりとした作りで、とても気持ちがいい。露天風呂の造作もなかなかのものだ。
山の中腹まで埋め尽くす満開の梅を見て、奥座敷の湯船に深々と身を沈める。ほんわか暖かい、これぞ弥生三月の一日。(G)
<参加者のひと言>
★満開の梅が咲き誇り白赤色とりどりの山模様、下には黄色の菜の花がとても素敵なコントラストで私たちを迎えてくれました。仄かな梅の香気持ちが落ち着きます。日頃の喧騒を忘れて素敵な一日をお過ごしました。山は凄い人数でしたが、楽しく過ごすことができました。温泉の後のビールは最高。
(性格の良い日野富子)
★雨予報の合間の山行でしたが、見事に晴れました。
梅の花の香りのトンネルをくぐり抜け、相模湾を見ながらのお弁当は美味しかったです。リーダーとメンバーの皆さん、お世話になりました。
(宮瀬)
★今日は、ありがとうございました。
幕山の紅白の梅林とその香りで春が近いことを感じられました。
(海老原)
★「こごめの湯」に向かう車窓、30数年前の自分が居た。バス終点、奥湯河原温泉に佇む数寄屋造りの宿「海石榴」だ。建築工事のお手伝いするご縁を頂き、半年余り、毎週末に訪れていた。現場打ち合わせ後、近くの旅館で宿泊、温泉・美酒・美食三昧。あの頃も幸せだったなあ−、と。帰宅後もその余韻に浸り続け、ひな祭り・東京マラソン前夜祭とかこじ付けて祝杯! 改めて、浪漫会の皆様のご多幸をお祈りし、乾杯 締めは我が家の酒蔵(冷蔵庫)にある チョーヤ梅酒プレミアム 謹んで頂き おやすみなさい!
(平野)
★幕山の梅林には何度か訪れたことがありますが、今回は満開で一番の見頃でした。天気も良く花見をしながらの登山には最適で楽しい一日でした。
(S)
★本日はお天気に恵まれ最高の山登りでした。湯河原梅林のお花が満開で超綺麗でした。本日のメイン幕山山頂 標高626Mまで、13名の皆さんと楽しく登山出来た事嬉しく思います。大野リーダー他の皆さん本当にありがとうございました。
(TI)
★白梅紅梅しだれ梅菜の花競演これぞ春を満喫、ロッククライミングを見ながら幕山へ。頂上は人でいっぱいびっくり。トンビが餌を狙って旋回これもびっくりー紅梅。
(本間)
コース記録
新宿6:31=小田急・急行小田原行き=8:10小田原8:36=JR東海道線=8:48湯河原9:25=梅祭り臨時バス=9:35幕山公園
公園登山口9:50…11:30幕山山頂12:10…13:10幕山公園13:25=臨時バス=13:40湯河原駅13:50=バス=14:10公園入口(こごめの湯)16:02…16:15湯河原16:27=JR東海道線=16:44小田原17:08=小田急線=18:39新宿(解散)