煌めく海を眼下に、春の一日紅白の梅林を巡る

 幕山(湯河原梅林) 626m 2025322()


東京駅乗車組10名と品川駅乗車1名の計11名は予定通り乗車。座席も梅林を歩く確保して2時間程の旅を車窓からの景色を眺め、おしゃべりに花を咲かせた。

『♪エッサ エッサ エッサホィ サッサ お猿のかごやだホイサッサー』
小田原駅発車メロディを聞き、車内トイレの利用を促す。

これが今回の秘策。2台目乗車ではあったが思惑どおりにバス待ちの行列にスムーズに整列できた。今年の湯河原梅まつりは30周年の記念開催。本日の開花状況は五分咲きとのこと。

O氏協力のストレッチ後、本日の行程選択で全員一周を確認しており、直登コースを避け、緩やかに雛壇を辿るつづら折りを歩き始める。しかしすぐに山頂への道標が。南面の急登とあってこの日の気温でもさすがにすぐに汗ばみ、汗が出る。

「幕山」の名の由来は、山肌に東西に大きく広がる岩を舞台の幕に見立ててのことらしい。その岩のロッククライミングを横目に衣類調整を行う。

梅林とお別れし、黙々と登り詰めれば、時折、葉を落とした木々の合間に相模湾の輝く海と真鶴半島、伊豆大島が大きく望める。

あづま屋でお菓子の交換と大休止。

さらにしばらく頑張り、ようやく山頂に達した。

ここからの相模湾の眺望はたくさんの人びとのピクニックシートの妨げもあり、ベストポジション確保が難しいため、断念。(負け惜しみがましいが、下見の際にとてつもなく大きく望めた南郷山にはとても敵わない。)

お昼時間にも近付いてはいたのだがここでの昼食も断念。これから辿る下り北斜面を考えて温かい体温を維持すべくさらに着込んで速やかに山頂を離れた。

女性陣山頂からの下りでは一気に気温が下がり、まだ溶けていないかも?と考えていた霜柱だが見事に溶けており、ぬかるみが出現。途中からは断続的に雪が舞い始めた。

南郷山との分岐点でいよいよこれから遭遇する要注意箇所の概要を説明。

木の根の段差や竹よりも篠に近い「ハコネダケ」が薙ぎ払われ、それが敷かれた路面が滑りやすい。

さらに礫や浮き石、大小の岩‥とあらゆる箇所をその都度伝える。

それぞれの難所攻略を無事完了して林道と交錯する「大石ケ平」に着いてホッと安堵した。

一ノ瀬付近に昼食場所を探してはみたものの、なかなかふさわしい場所が得られず、出発地点の屋台出店場所のウッドチップが敷き詰められた一画を借りての昼食となった。

昼食後、とりあえずはここでの解散とし、帰京組と温泉立ち寄り組と別行動となった。温泉立ち寄り組は温泉までの1時間ほどの道中をミカンのお買い物を楽しんで、さらに2時間近くの温泉滞在を堪能した。

この日の気温は記録的で、バス車内から見えた海と山に降りかかり霞むほどの雪に身震い。湯冷めを心配したが、バスと電車の繋がりが良く、さほど待たずに6:51発の車内に収まった。

なお末尾で恐縮ですが、今回も下見からK氏、W氏のお2人のご協力をいただいて見事な紅梅無事完了できました。ありがとうございました。

【追記】

来年度山行計画、20263月に予定している、東海道線二ノ宮駅往還山行計画は二ノ宮駅の発車メロディ『菜の花畑に入り日薄れ 見渡す山の端霞深し』が主題歌となりそうです。また取って置きの余談ですが、いつか話しのネタにと考えていた神田駅の発車メロディ。アース製薬『♪お口クチュクチュ モンダミン』でした。

(K2)

<参加者のひと言> 

梅林を通り抜け 久しぶりの山で不安がありましたが無事終わりホッとしています。.
  下山時、さっと降った雪も季節が感じられてよかったです(アンビ)

朝、東京駅から東海道線の電車に乗り、途中陽の光でキラキラ光る海がとてもきれいで した。幕山公園の梅は5分咲きでしたが、紅白のグラデーションがきれいで、暖かい日差 しの中とても気持ちよかったです。山頂近くからは真鶴半島や大島も見え、その景色に 感動しました。帰りの温泉で冷えた体も温まり、お風呂上がりのビールが最高に美味し かったです。皆さん、ありがとうございました。
 (Y

大寒波の中、午後からにわか雪との天気予報におどろかされて出発・・・・・

 まだほの暗く寒い道を錦糸町駅まで歩きましたが、幕山公園に到着すると梅は5分咲き 、春の香りがするようでした。

 山頂までの登りは南斜面、陽射しを受けて暑いくらい、足を止めると真鶴半島と相模湾 が眼下に広がり、眺望も楽しむことが出来ました。

 下りは北斜面、リーダーより「一枚多く着て」と適切なアドバイスをもらって、さらに雪も 舞い始めて天気予報も大当たりでした。

下山後は嵯峨沢の湯で身体を温めたあと、冷たい生ビールが最高でした。

W

冬晴れの寒い一日。梅は寒波の影響でまだ五分咲きで残念でしたが、久しぶりに思山頂で う存分山歩きを楽しみました。下山途中から雪が舞っていましたが、帰りには みかんを 大量に購入して温泉でゆっくり温まり良い一日を過ごせました。リーダーの小室さん、あ りがとうございました。S

幕山は自分は2回目です♪ 幕山への急勾配を一気に山頂目指して皆んなで語らい楽しく登りきって頂上での相模湾と真鶴半島の展望を楽しむ事が出来ました。今回は梅林今月末頃が満開かな!下山してゆとろ嵯峨沢の湯で身体スッキリ楽しかったです小室リーダー他のメンバー本当にありがとうございました。タダミツ)

東海道線の2時間の道中も、運良くボックスシートが確保出来、楽しいおしゃべりであっと言う間に湯河原到着。

バスで登山口の公園に着けば、見上げた山の斜面には五分咲きの紅白の梅の花がお出迎え。空は青空。いつもながら来てよかった!!

高度が上がるに連れて、途中途中に光り輝く相模湾や、沖の島々の絶景、加えて、空から舞い落ちて来た雪に皆さんの歓声が上がっていました。

昼食場所が先送りになり、長く歩きましたが、おかげ様で冬場の運動不足が解消されました。

登山口での昼食も早々に温泉へと向かい、冷えた身体もほっこりと、足の疲れも柔らぎました。柑橘のお土産にも大満足でした。

小室リーダー、メンバーの皆さん、ありがとうございました。
  
 (とむちゃん) 

紅白の梅をバックに登山しながら海を眺められる景色はとても素敵で感動しました。

帰りに寄った温泉も疲れた足や身体を癒やしてくれ楽しい一日になりました。  

 E T

幕山は梅はまだ満開の様子はありませんが紅白の色が春を教えてくれています。中腹 から見える真鶴半島の先の海が輝いて綺麗でした。寒い一日になるのでは…とジャ  ケットのポケットにカイロを入れており午前中は汗びっしょりに、午後は粉雪がちらちら  と 春と真冬を体感したかな。帰りのシャトルバスからは海が垣間見え 住宅街は個々の家に梅が咲き街路樹に枝垂れ梅と 満開の時の様子を想像しながらの湯河原の駅に到着でした。
楽しい一日でした。リーダーさんはじめ,みなさんありがとうございました。

 (YS

強い寒気団のもとでも紅白の梅が訪れる人の目を楽しませてくれた。梅の幕山は、花 咲き誇る白石村と並んで、いわば「季節の定番」に近い。ただ、ひところよりやや廃れて きているのが気になった。祭り期間中にもかかわらず露店の活気が今ひとつ、往復する 送迎バス便も減っている。これも地方都市の衰退の一面だろうか。

                                                    (G)

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幕山写真特集ページ

  コース記録

J東海道線:東京駅7:01→8:52湯河原駅

無料バス:湯河原駅前9:10→9:35湯河原梅林第3駐車場

歩行:幕山公園登山口9:50→11:30幕山山頂→12:15大石ケ平→13:00売店前(昼食)13:40→14:30ゆとろ嵯峨沢の湯

コミュニティバス:ゆうゆうの里前16:29→16:45湯河原駅前

東海道線:16:51→18:30東京駅

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