天候回復 秋の丹沢ハイキング 

大野山 723m 2018年1014日(日)

 前日の夜から雨が降り続き、中止ではないのかという疑心暗鬼に苛まれながら新宿駅に集合した。ススキの大野山ここまで来たら仕方ないと思ったのかいつも通り元気になる。定刻通り電車に乗り新松田をめざす。相変わらず天候は安定せず雨は降ったり止んだり。駅に着きバス停に並んだ時にはやんでいた。車道歩きを避けるため登山口行のバスに乗る。20分ほどで終点。

 いつもの通り準備体操をし服装を整えて出発。天候のためか、我々以外はペア一組だけなので二つに分けず19名で登ることにした。

 旧共和小学校までは市街地なのに急登。ゆっくりと登ってゆく。学校前で小休止。少し歩くと樹林帯に入る。もちろん紅葉にはまだ早く緑の森が美しい。ここから30分ほどは穏やかな登山道が続く。イヌクビリの手前に急階段があるのでその前に休憩した。

 苦労しながら、634Mのスカイツリーと同じ高さの標識も過ぎ景色が一挙に開ける。西丹沢の山は雄大だ。ここから10分ほどで頂上に到着した。

 昼食を食べながら景色を楽しむ。近くに丹沢湖、遠くには蛭ヶ岳が見える天候も徐々に回復して晴れ間が出てきた。スキのない男性陣は西丹沢ビジターセンター勤務のお姉さんを捕まえて談笑していた。

 山深い丹沢山系の景色を楽しみながら陽射しが降り注ぐ斜面を下っていく。残念ながら富士山は顔を見せてくれなかった。途中の休憩所に発泡スチロールにはいった無人販売があり梅干し等購入した。

 少し長い車道歩きの後、つり橋を渡って田んぼの道を歩き谷峨駅に着いた。松田駅で精算の後東海大学前をめざす。車内で解散することにし入浴組と帰宅組に分かれた。

 ところが、さざんかの湯までいくと、なんと、改装中で休業!!(申し訳ありませんでした。)仕方がないので駅前で少し胃腸を消毒して帰宅した。天候不安の中、大勢参加いただきありがとうございました。(I

冬桜

<参加者のひと言>
  

リーダーはじめ皆様、ありがとうございました。リハビリ登山キツかったですが、何とか登れました。食べて寝ているだけでは能がありません。少しは活入れます

Mチャン)

今回は、会長の誕生日に「大野山」に登るという奇遇になりました。初級コースと聞いて甘くみていましたが、頂上近くの階段は結構きつかったです。頂上に登り、晴れ間から見えた、丹沢湖、小田原の町の景色は絶景でした。
(海老原)


大菩薩峠以来5か月振り、仲間とお喋りしながらの山歩きは本当に楽しいすね。体調に気を付けてこれからの山行に参加していこうと思います
(白毛門)

雨の中の出発でしたが現地に着く頃は青空が見えて日がさ2018年してきたリーダの行いが良いのか?参加者皆の行い1998年が良いのか? 階段が多かったが頂上で寒桜が咲いて眺望が素晴らしい。大野さんの山に、大野さんの誕生日に登る事ができ森林欲もでき最高でした。
(リンドウ)

 
つい先日まで、いったいいつまで続くのだろうという暑さ。それでも忘れることなく彼岸花が咲き、香りで存在を主張する金木犀は、不運にも台風に吹き散らかされながらも咲くべき時に咲いた。ともあれ、やっと心地良い汗が期待できる山歩きの季節がやってきた。
これまでの暑さに二の足を踏んでいたせいか、皆同じ想いとみえてリーダーの決行決定のメールに19名もの会員が吸い寄せられるように新宿に参集。バスと大野山道中は、浪漫会ご一行様の貸しきり状態で、おしゃべりも足取りも誰に気遣うことなく弾む。

私は二度目で、ずいぶん前に幾谷さんの下見を兼ねたお誘いの「この指、止ーまれ」メールに応じて参加。さほど手こずった場所もなく、久しぶりのリハビリ山行に打ってつけだった。大きく開けた山頂は、数本の冬桜=写真上=が出迎えていて控えめの歓迎があるも、相変わらずの雨交じりの肌寒い天気だった。一時間ほどの昼飯休憩時には快晴時の眺望を想像させる遠景が時おり雲間に垣間見えた。落ち着いた気候の秋・冬の快晴日にこそ、この山頂の眺望の真価が発揮されるのだろう。

下山では、まだ若いススキの穂が揺れて初秋の気配を否応なく感じさせる。ただ、南面の急峻な下山路では晴れてきたこともあり、休憩時に羽織った上着を脱がずにいられない。この一日にも夏と秋が混在しているかのようだった。しかも、なんと一昨日は駅への通勤時に都区内で初めて雪虫を発見。秋を通り越して冬の到来を告げているのだろうか?ご用心召され。
(
小室)


久しぶりに山歩きを楽しむことが出来ました。出かけるときは雨で寒い一日になると思っていましたが、下山の時は天候も回復して秋らしい景色が見られました。楽しい一日でした。
S)

雨交じりの曇天だが、上りは歩きやすい樹林帯。また、下山時の山道はススキの穂が揺れ、すっかり秋の装いを深めていた。たまたま誕生日のこの日、大野山に登った。1998年の12月20日に10人ほどのグループで登った記録があるから、もう20年前だ。今回、Kさんがわざわざ山頂で誕生日の記念撮影=写真右=をしてくれたので、20年前の写真と見比べてみた(お恥ずかしいながら披露する)。面白いことに、時空を超えて、同じ山頂の標識をはさむ形での構図となっていた。ビフォー・アンド・アフターである。タイムスリップしたような不思議な感じだ。「ちょっとスマートになったかな?」。後日、皆さんの感想をお待ちしています。
(G)

コース記録

新宿6:31=(小田急線)=8:01新松田8:30=(バス)=8:50大野山登山口9:00共和小学校イヌクビリ11:00大野山12:10谷峨駅14:03=(JR)=14:16松田東海大学前18:30新宿


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