爽やかな風受け南高尾のセブン・サミッツを歩く

大洞山536m 金比羅山515m 中沢山494m 入沢山490m 泰光寺山475m

       2023107日(土)

 

南高尾は最近テレビでもセブンサミッツなどと呼ばれ紹介されているが、本来は静かなところだ。龍

先週までの暑さが噓のように感じられる週末、久しぶりに南高尾の樹林帯を歩く事になった。現地集合に一抹の不安はあったが定刻には漏れなく集合した。

三連休の初日の為か、駅前は黒山の人だかり。喧騒を避けるようにバス停に向かう。我々以外のパーティーは少なく山中の混雑はなさそうだ。(ちなみに午前中のバスは一本だけ)

シルバーパス初体験の人もいたとか。
バスは大幅に遅れて大垂水に到着。着衣を整えストレッチをして、正規のルートは取らずショートカットして登山道に入った。

 ここから大洞山までが今回の行程ではキツイところ。連続する階段や根っこの多い道をゆっくりと登ってゆく。木々の間から光が差して綺麗だ。ひと汗かいたところで大洞山に到着した。

以前は富士山が見えたのだが木々の成長で見えなくなってしまった。

昼食場所は見晴台を予定していたが参加人数が多く席の確保がむずかしいので中沢峠に変更した。ブルジョワの小西さんからシャインマスカットと梨(切ったのは娘さんとのこと)を戴いた。一時間ほど歩いてきたが疲れた様子もなく、わいわいがやがや楽しく食事をした。

盤根錯節眠くならないうちに出発!西山峠の手前に差し掛かると、なんと龍の彫り物が現れた。

これは以前からあったのではない。話題作りに設置したのだろう。ここで記念写真を撮った。
(大野さんの写真参照トップページ)

程なく見晴台に到着。津久井湖と丹沢山系が美しかった。

 ふと、前来た時に誰かがタオル?を斜面に落としたことを思い出した。
(みなさん、だれかおぼえていますか?)

景色を堪能して歩き出す。なお、今回はピークは一切登らず巻道を歩いた。次に登場したのがフクロウ=写真下=
休憩しながら背面の彫刻は鷲か鷹か考察していた。

13:30ごろ三沢峠に着く。
ここからは3つのコースを選択できるが、難易度の低い梅の木平に降りるコースを行く。


30分ほど下ると舗装道路に変わり、うかい竹亭の脇を通りバス停に着いた。高尾山口駅までは更に半時かかった。

大槻さん
みなさんの実力を過小評価しスケジュールを作成しましたが、予定より一時間早く到着してしまいました。次回の教訓としたいと思います。
I

<*注記>

過去のホームページを見ると、201224日の南高尾への山行記録には次のような下りがありました。

ここに一部引用し、当時の写真も添えておきます。(編集者)

「……ここでアクシデント発生。Hさんが崖の下にアイゼン用の袋を落としてしまった。上から木の枝で取ろうとしてもうまくいかず諦めかけたところ、何と「末期高齢者」を自称するOさんが崖の横から回りこんで取ってきてくれた。……」

Hさん…濱田さん。Oさん…写真をご覧下さい
 

団子3姉妹 <参加者のひと言> 

久しぶりに参加した山行が素晴らしい行楽日和で最初から最後まで気分上々↑↑でした。最初の急登を登りきれば、あとは緩やかなアップダウンが続き息を乱すことも無く、お喋りも途切れる事なく脚も肺も快調。
突然現れた銀髪の長身エルフに逢えたのもラッキー(?)
一瞬息をのみましたが、滅多に会えるもんでは無い!!良い事が起こる兆し?
愉快なエピソードでした。
e-jan

さわやかな秋晴れ、心地よい風、整備されたなだらかな登山道、メンバーのお喋りや笑顔、等々好条件に恵まれた楽しい一日でした。
(白毛門)

今回の南高尾山稜は距離が長いので、最後まで歩けるか不安でしたが、リーダーのコース選択の良さと、皆さんの元気のお陰で、完歩できました。途中、星形の様な形の実。これはひっつき虫ですよと言った植物はノブキの実で、先端に毛が生えて、粘液を出して、衣服や動物の毛に付着して運ばれるようです。
高尾に戻り、遠くから良く目立つピンクの高木が目にとまりました。近木陰でランチづくとピンク色の実?が沢山ついておりました。ピンクの袋の中に実が入っており、調べたらムクロジ科のモクゲンジでした。今回も皆さんお世話になりありがとうございました。
W

久しぶりの山歩きでしたが、お天気にも恵まれ緑の中、さわやかな風がとても心地良く、とても気持ちが良かったです。
初めての参加で、集合場所に向かうまでは少し緊張もありましたが、しだいに緊張もほぐれ楽しい時間を過ごすことができました。皆様、ありがとうございました。
Y

イクチャンによる南高尾山陵踏破行の参加は三度目。初めは彼からのランダムなお誘いメールに乗ったもので、ハイライトシーンは見晴台の南斜面から沸き立つように乱舞する蝶の群れだ。
居合わせた、毎日のように訪れるという初老の男性も初めて目にした光景に、こちらは初回の来訪で当ててしまったらしい。
二度目は都心でもうっすら積もった雪の日、山中は南斜面以外はくるぶし辺りまで雪で覆われており、下山の日陰ではまだ誰も踏み込んでいない新雪に心躍る気分になったものだ。
余談だが「高尾天狗トレール」なるトレランの初回開催から報奨品に釣られて数年間、出場したことがある。今ではコース、レギュレーション、名称すら変わってしまったらしいが、裏高尾の日陰沢林道付近発着の初心者向けの楽しい大会だった。
数年前の幾ちゃんとのコース確認で、はてさて「南高尾山陵」ってどの辺?って感じだったが、やっぱり東京が誇る「高尾山」、駅前のあの人々の群れを虜にする魅力にあふれ、広い山域に取り込んでしまう。
(ヤマジジイ)

甲州街道の向こう側の高尾山の喧騒がウソの様な静かな尾根道。ゆっくりした出発だったのですれ違う人も少なく、久しぶりの大人数でガヤガヤ、ドタドタと歩く山はほんとうに楽しい。風も涼しくやっと秋を感じるようになってきたが、下った沢の側にまだ紫陽花が咲いていた。大所帯を連れてリーダーは大変だったと思います。ありがとうございました。
(手拍子足拍子)

津久井湖スタートの急登を乗り切ってしまえば、歩きやすい樹林帯が続きました。
爽やかな風が気持ちよく、見晴台からの津久井湖の景色もくっきり。
秋の味覚のシャインマスカットと梨も美味しかったです!
長い下り歩きに飽きてきたなあと思ったところに、Giant Pig 現る!
気持ちよさそうなお昼寝姿にほっこりしました。皆さんありがとうございました。
(とむちゃん)

初秋に相応しい天気に恵まれ、緩やかな山道を歩いて楽しい一日を過ごすことが出来ました。リーダー他皆さんありがとうございました。
S

朝から晴天 京王線の電車の窓から富士山を見えました。気温は涼しく楽しい歩くことができました。帰りの反省会は男7名で、ワインをたくさん飲まさせていただきました。
S.A

秋はいつ来るの?と思っていたけど、やっと 秋を味わえました。木々の中を歩きながら、これよ!この感じよ、と思いながらの歩きです。
木を削った竜の彫り物は夜には 玉を抱えて空高く飛んでいるのでは? フクロウはもしかして闇夜には梢に止まりホーッホーッと鳴いているのでは?と 思えてきます。
足下の水引の花を見ながら歩いていると 膝上までの真っ白なロングブーツが歩いてふくろう来ます。全身白ずくめのようなその姿に えっ?と 呆気にとられ その後ろ姿に 何処へ~と声をかけたくなりました。
朝から帰りまで 面白く楽しい物を目にした一日でした。ありがとうございました。楽しかったです。
YS

晴天を仰ぎ深呼吸をすると、樹林を渡る風が心地よい。この時期ならではのものだ。獣道とも見間違う登山口には少し戸惑ったが、今様に言えば、「南高尾セブンサミットseven summit」の5つ峰を踏破したことになる。アップダウンもそこそこ、歩数は22000歩を超えた。倒木に彫られた迫力ある龍の姿には意表を突かれたが、続いて出くわしたフクロウが何と立木に直接彫られたものと知るに至っては、観光地化のなせる業かと考えさせられた。
G

こちらの写真特集ロゴをクリックすると、写真一覧のページが出てきます。
南高尾山稜の写真特集 その1 南高尾山稜の写真特集 その2


 

コース記録

京王新宿9:01-9:41北野(乗換)9:43-9:56高尾山口10:45 10:55大垂水11:05-11:35大洞山11:40-12:05中沢峠12:30-12:40見晴台12:45―13:35三沢峠13:45-14:35梅の木平14;40-15:00高尾山口駅 

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