秋の一日のんびりハイク、紅葉の山を愛で、温泉につかり、日ごろの疲れ癒す
日向山 633m 2013年10月9日(土)
今回は、当初予定していた岩櫃山から荒船山、さらに日向山へと変更になった。色々な事情がありましたが、なんとか実施できた。日向山は秩父地方にあり、武甲山を間近に望み、南斜面にはあしがくぼ果樹園が広がる。下山路の六番峠ハイキングコースは雑木林の谷を下る静かな道で、のんびりと山を楽しむには最適なコースと思われた。
西武池袋駅のホームに6:50集合、ほぼ参加予定の人は集合を済ませ、7:05発の快速急行には11人のメンバー全員が乗車した。約1時間半で芦ヶ久保駅に到着、天気予報では晴れのはずが、空には厚い雲が覆っている。駅前の階段を降り、道の駅で楽しみにしていた買い物、準備を整え9時に出発。横瀬川を渡り駅前の道路を横断して右折、直ぐに左折して舗装道路を登って行く。
意外と傾斜がきつく、やがて見覚えのある東屋に着き小休止。ここまでは以前丸山に登った時と同じコースであることに気がついた。さらに舗装道路を先に進むと、やがて「農村公園」の標識が見え、標識に従って山道へ入る。暫く行くと、視界が開け目の前にローラー滑り台が現れる。ここが農村公園で、面白そうなので滑り台に乗ることにした。最初、滑り下りた後、戻るのが大変だと言っていたが、いざ私が滑りだしたら、次々と楽しそうに滑りだし、みな童心に返り面白がっていた=写真左下=。
公園を後に雑木林の中を行く。小沢を何度か渡り返して登り、あしがくぼ資料館(廃墟のようである)の脇からいったん車道に出る。左に進み、すぐに果樹園の中の斜面を一気に登る。振り返って果樹園を見渡すと、その向こうに大きな山が聳えている。秩父の名峰武甲山である。山頂の斜面が大きくえぐられ何とも哀れな姿である。
少し登るとまた車道に出て、それを渡ると山の花道になる。斜面からの見晴らしが良かったので休息をとることにした。アザミの咲く斜面を登り切ると、右に丸山、左に日向山を分岐する尾根に出る。左に道を取り日向山に向かう。丸木の階段を登りつめると、紅葉盛りの広葉樹に囲まれた静かな山頂に到達する。見晴らしも良くここで昼食にする。時々日も差すが風が強く、じっとしていると寒い。
山頂を後に尾根道を西に下る。暫く紅葉の中の気持ちの良い山道を進むが、すぐに南に急な階段を下ることになる。降り切った所が琴平神社で前の車道を右に進む。車道を歩くことしばし、六番峠ハイキングコースの入り口に到着。これより約40分ほど雑木林の中を緩やかに下る。幾つかの沢を横切り、周囲の林を眺めながら、気持ちの良い道を歩く。登山道が切れ、車道に出て少し行くと秩父札所の卜雲寺、さらに進むと国道299号に出る。右折して国道沿いに歩く。行く手に武甲温泉の看板が見え、そこを右折して5分ほどで温泉に着く。
予定より早く着いたので、ゆっくりと温泉に入ることが出来た。電車の時刻に間に合うように温泉を出て、それでもギリギリセーフで間に合い、予定通り西武池袋駅に17:05に到着、ホームで解散した。(H.S)
コース記録
西武池袋駅7:05発===芦ヶ久保駅8:38着
芦ヶ久保道の駅9:00−9:45あしが久保資料館−10:30日向山(昼食)11:00−11:20琴平神社−12:15卜雲寺−12:35横瀬農産物直売所−13:00武甲温泉(入浴・休憩)14:50−15:05横瀬駅
横瀬駅15:11発===15:58飯能16:15===池袋17:05着
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