冬枯れの奥多摩を登ると、広い山頂は大賑わい


ノ出山 902m 2014年1月25日


 今回の山行は奥多摩ハイキングの入門コース、冬枯れの奥多摩日ノ出山を登った。

上りは電車にて日向和田駅より吉野梅郷・梅ノ木峠を経由する余り奥多摩日ノ出山を歩く人の多くないルートを選択、下りはつるつる温泉経由武蔵五日市に着くコースとした。真冬とは思えない暖かい朝、東京発611分の青梅行きにそれぞれ最寄の駅から乗車、青梅駅にて奥多摩行きに乗り換え、日向和田駅に当日の参加者(女性6名・男性5名)総勢11名が8時過ぎに集合した。

先ずは15分程歩き吉野梅郷に向かう。梅の花を楽しみにしていたが、残念ながら梅郷の開花にはまだ早かった。ここで着衣調整と体操を行い8時40分出発、程なく鳥居のある登山口に到着、登山開始。このコースはとても楽なのだが最初の1時間半は少し急な登りが続く。先ずは琴平神社を目指す。途中休憩を挟みながら9時半琴平神社到着。皆で今日の無事の登頂を願い手を合わせる。ここから約30分登ったところで三室山(647m)への道と巻き道に分かれる。

ここで三室山登頂組5名(女性3名・男性2名)と巻き道組6(女性3名・男性3)に別れてそれぞれ出発。巻き道は道幅も広く緩やかな登り道がほぼ頂上まで続く。

三室山組はすぐに山頂に到着(10時)。三室山は少し登っただけなのに展望が開け眺めも良い。写真撮影を終え合流点に下る。ところが合流点には6名の姿は見えず、Sさんが巻き道を戻って確かめたがやはり居ない。下ってきた人に聞くと6名はもう既に先を歩いているとの事。三室山でのんびりし過ぎたと反省しつつ、梅ノ木峠(1025分)を過ぎどんどん進むが6名に追いつかない。約20分も歩いたところでやっと6名の後姿を捉え合流。聞くと、三室山組は先を行っていると思ってひたすら頑張って歩いていたとの事。先ずは安心、少し歩くと日ノ出山まで後2.5kmの標識、山頂まであと少しだ。程なく山頂への急登の木段と巻き道に分かれる。やはり5名と6名に別れ山頂を目指す。木段組は1130分登頂。

広い山頂は人で満杯の大盛況、気温が高いせいか大展望も少し霞がかかりスカイツリーも見えず残念。空きそうなベンチを予約して巻き道組みを待つ。合流後、昼食を食べ記念撮影を済ませ、1220分つるつる温泉を目指し下山開始。木段や急坂もあり、20人の団体に追い抜かれながら約1時間で滝本の車道に出る、そこから約20分アスファルトの車道を歩きつるつる温泉に1340分到着。

温泉も登山客で一杯、女性は生涯青春の湯、男性は美人の湯(一週間ずつの入れ替え制)にゆっくり浸かり湯上り後はお休みどころでビールを楽しんだところで、1515分発の武蔵五日市行きバスに乗車。この日は登山客が多く名物機関車バスと普通のバスを増便したが2台とも超満員、25分程で武蔵五日市駅に到着。1555分発のホリデー快速にて全員無事帰路についた。(K)

コース記録

東京発青梅行き611分→青梅着750分→青梅発752分→日向和田着758分日向和田駅820分→吉野梅郷840分→登山口845分→琴平神社930分→三室山10時→梅ノ木峠1025分→日ノ出山山頂1130分(昼食)→下山開始1220分→滝本1320分→つるつる温泉1340分つるつる温泉1515分→武蔵五日市1540分→武蔵五日市発1555分(ホリデー快速)

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