双耳峰の頂きから関東平野、外秩父の山並みを一望し、御汁粉で祝った新年初山行。
官ノ倉山 344m
石尊山 340m 2013年1月12日
参加者16人が集合時間より早く集まったので、予定時間より早い電車に乗り出発したが、リーダーの時刻表調べミスで、結局、当初予定の10分遅れの9時28分に目的地駅の東武竹沢駅に到着した。準備体操の後、9時40分ごろに歩き始め、概ね40分ほど街中を歩き、登山道に入った。空気は肌を刺すように冷たかったが、青空に恵まれた山行日和だ。登りのコースは外秩父七峰縦走競争コースにもなっていて歩きやすい。今年の初山行ということか、みんな元気で快調な足取り。予定通りの11時に第一の目的地である官ノ倉山に到着した。
ここでの眺望は素晴らしく、到着するやいなや歓声がこだました。視界はほぼ360度開け、男体山をはじめ赤城山、榛名山、子持山、谷川岳、浅間山などを一望することができ、心も晴れ晴れとさせてくれる頂上だった。素晴らしい眺めにもっと浸っていたい人もいたようだが、双耳峰のもうひとつ石尊山に向かうことにした。途中ちょっとした岩場があったものの11時30分ごろには着いた。この時期人気の山だけに山頂にはすでに先着が12,3人。やや狭かったが、昼食にすることにし、その後、代表が用意してきたお汁粉で初山行を祝うことになった。
お汁粉作りを男性陣が始め、ガスバーナーの火加減を調整する人、お汁粉の小豆を袋から取り出す人、お湯と小豆の量を調整する人、餅を適当な大きさに切る人、小豆が焦げないようにかき回す人などみんなが協力し合った。ここまでの登りでひと汗かいた体を癒してくれるにほど良い甘さのお汁粉が出来あがり、総勢16人で新年の初山行を祝い、気勢を上げた。お汁粉を食べ終わるころ、Kさん、Hさんからお新香の差し入れがあり、これがまた一段とお汁粉の味を引き立ててくれた。本当に何から何まで満足でした。
お腹もいっぱいになり、気持ちも豊かになり、12時30分ごろ、一路温泉に向かうべく下山を開始した。すぐに短いながら急こう配、クサリ場に出くわし、慎重に下り始める。我が会でよく見かける光景であるが、健脚な人がやや弱い人を万が一に備えてフォローする様子が今回も見受けられた。30分ほどで全員が無事に下山したが、街中に入ってからが大変であった。下見をしたにもかかわらず、街中で道に迷い、地元の人に聞きたくても人がいず、赤信号で止まっている車の運転手に聞いたりした。道を尋ねること7,8回はあったと思うが、ようやく14時20分ごろ、予定より50分遅れで花和楽(かわら)の湯に到着した。
大変ご迷惑をおかけしました。
ゆったりと湯につかり、岩盤浴でたっぷり汗を流し、18時20分ごろに池袋駅に到着し、解散することになった。(T)
コース記録
池袋駅7:56⇒9:28東武竹沢駅9:40⇒10:10三光神社10:15⇒11:00官ノ倉山11:15⇒11:30石尊山12:15⇒14:20花和楽の湯16:45⇒18:20池袋駅 解散