真っ青な空・真っ白な雲・緑の絨毯・爽やかな風


霧ヶ峰・車山 1925m 2011年7月9日(土)

霧ヶ峰は東西10q、南北15qの広大な台地である。どこまでも爽快な山歩き(蝶々深山で)続くかのような緑の絨毯、周りには北アルプス・中央アルプス・八ヶ岳などのパノラマが広がる絶好の地である。梅雨明けを思わせるような晴天の中、真っ青な空、真っ白な雲を眺めながらのんびりと心豊かに山歩きをしてきた。

今回はお試し山行の人が二人と二回目の人が二人と、新人メンバーの多い山行となった。いつものように清澄白河6:30頃出発し、中央道を走り諏訪ICを目指す。と早くも事故渋滞のお知らせ、嫌な予感を感じながら走ること暫し、10q70分の表示にガックリ。それでも小仏トンネルを抜けた辺りから渋滞が解消され、目的地の霧ヶ峰・車山の肩には予定より多少遅れて11:05に到着した。

準備運動をし、靴のひもを締め直し、日焼け止めクリームを塗って準備万端、絶好のコンディションに恵まれ、車山山頂を目指した。石のごつごつした広めの登山道を、ニッコウキスゲ・レンゲツツジがちらほら見られる草原のなかを緩やかに登ってゆく。強い日差しも時より雲に遮られ、爽やかな風が吹き抜ける中あっという間に1925mの山頂を踏破。頂を雲に覆われた八ヶ岳を眼前に左に蓼科山が優美に聳える。遠くの山並みは雲に隠されてはいるが360度の展望を十分楽しめた。山頂より階段状の道を眼下に白樺湖を眺めながら下る。車山乗越を左折、車山湿原を左に望みながら、目の前に広がるのびやかな緑の丘を蝶々深山めざしゆっくりと登って行く。まさしく青い空・白い雲・緑の絨毯・爽やかな風なんとも素晴らしい景色のなか、夢心地の気分の山歩きである。

さながら緑の絨毯頂上には1時頂に到着。広々とした山頂では、ゆったりと周りの景色を楽しみながら昼食をとることが出来た。これより先は物見岩を経由して八島湿原へと緩やかに下って行く。湿原に着くと、さすが観光客の姿も多くみられ賑やかな風景に一変する。皆カメラを持ち湿原の可憐な花々や湿原の素晴らしい風景を写真に納めていた。

予定より30分程遅れて八島湿原の駐車場に到着、先に来て待機していたマイクロバスに全員無事に乗車することが出来た。出発してまもなく雨が降り出し(山で降られなくて良かった)白樺湖湖畔の日帰り温泉すずらんの湯に着く頃には雨も上がり、白樺湖を一望出来る温泉で今日一日の汗を流し、その後健やかな気分で生ビールを頂き、満足して帰路に着いた。途中試飲の出来る酒屋に立ち寄りしこたま試飲してきたのか、真澄の純米吟醸の一升瓶購入。帰りのバスの中はいつものように賑やかに、9時前には東京に帰り着いた。(H.S)

コース記録

清澄白河6:30―11:05霧ヶ峰・車山肩11:10―11:50車山山頂12:05―12:50蝶々深山13:20―15:00八島湿原15:05―15:35白樺湖温泉すずらんの湯16:50―20:50清澄白河着


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