春の名残り雪を踏みしめ、なだらかな高原ハイク
飯盛山 1643m 2012年3月24日(土)
この山は、清里駅から平沢地区の千ヶ滝を経由して入る登山者が多いようだが、我々は野辺山から入り、平沢峠の駐車場でバスを下車して歩き始めることにした。
箱崎ジャンクションを定時に入り、首都高から中央道へと順調に進んだ。車内では例によって思い思いの挨拶や近況報告。加藤さんの友人の春田さんがゲスト参加して総勢13人。大野代表より本日は特に春の訪れを象徴するかように春田さんが参加されたことの紹介があり、何となく天気も上向きの方向で和気藹々の気分だ。途中、談合坂SAでトイレ休憩。心配していた空模様は初めの頃の曇天がうそのように雲が切れ、笹子トンネルを抜けると青空が見え出した。予想以上の好天に、そこかしこから、常の行いが良いから天気が良くなるね、との声が上がった。
暫く走り須玉ICで下車し、「道の駅きよさと」にトイレ休憩で立ち寄り、さらに国道141号線を日本一高い駅の野辺山駅をわきに見て、登山口である獅子岩経由の平沢峠駐車場へ到着した。駐車場は雪も少なくなり、全員がスパッツを付けて何時ものように準備体操をして出発した。
登り始めて間もなく、雪や雪渓があり、アイゼンを装着。初めてアイゼンを利用される方もいたり、歩き出してアイゼンが外れ再装着の方も出たが、それなりに対応しながら、平沢山と飯盛山分岐にさしかかった。先日の下見の折りに登山道で出会った地元の方(麓の伊出さん)の忠告もあり、平沢岳には登らずにトラーバス路を利用して山頂へ向かった。
付近は雪解けのためかドロドロで、アイゼンに泥がついて重い。11時過ぎには山頂に着き、まずは登頂記念の撮影を代表が行い、風の強くない山陰のところで昼食をとる事にした。本来ならば小海線を挟んで、八ツ岳連峰の赤岳や権現岳そして南アルプスや富士山が見えるはずだが、雲により残念ながら姿は見えない。12時前には下山のためにアイゼンを外し平沢峠から牧場の方面に歩き出した。下山道はかなりのぬかるみだ。林道にはまだ雪があちこちにあり、その残雪で汚れた靴の泥を出来るだけ落とし、ゴルフ場と平沢地区の分岐では相当綺麗な登山靴になった方も多かった。
その後はアスファルトの車道を歩き千ヶ滝を経由して車道を登山靴で歩いたのが一番大変だったようだ。当初はバスとは清里ユースホステルで待ち合わせを予定していたが、車道歩きを少なくするため、代表がバスの運転士に迎えの電話を入れて、落ち合ったバスに全員乗車。予定通り、清里・丘の公園の「天女の湯」に着き、入浴後に3Fの談話室に集合した。斉藤さんが手際良く人数分の席を確保してくれ、まずは皆で無事下山の乾杯をした。
帰路、再び立ち寄った「道の駅きよさと」で、それぞれ野菜や少々の飲み物を買って帰京することにした。帰りのバスは何時ものように元気で楽しい時間を過ごした。
今回の山行は、雪もあり、ぬかるみもあり、車道歩きもあり、大変だった方もいたかと思いますが、一方で物足りない感の方もあったことと思います。皆さんのご協力で楽しく、無事下山できました。大変お疲れ様と申し上げたいと思います。(O)
コース記録
箱崎IC6時30分―談合坂SA7時20分―道の駅清里南8時40分―平沢峠駐車場9時30分―出発9時50分―アイゼン装着10時10分―休憩10時25分―山頂11時5分―出発11時50分―平沢牧場12時45分―バス乗車13時35分―天女の湯出発15時20分―道の駅清里南15時30分―セブンエレブン15時55分―石川PA17時30分―箱崎IC19時20分着
トップページに戻る