山深き新緑の西上州で鍋パーティ
御荷鉾山 西御荷鉾山1286m 東御荷鉾山1246m 2009年5月16日(土) 曇
関越高速を本庄児玉ICで降りてから一時間半、狭くてカーブのきつい林道を上り詰め、投石峠に到着。先着者は誰もおらず、無事狭い空き地にバスを止め、最小限の荷物で東御荷鉾山を往復。登山口は急登だが、その後は整備された緩やかなルートになり、山の中腹をトラバースした後、再び登り返す。新緑に励まされて全員元気に頂上へ。期待されたツツジはまだつぼみ状態だったが、南西方面に両神山を確認できた。頂上は狭かったが、手作りの山頂標識の前で何とか全員の集合写真を撮り、投石峠に下山。峠で待機していたバスから鍋パーティ用の荷物をザックに分担して、西御荷鉾山へ向う。傾斜もきつく、階段も多くあったので東より辛かったが12時過ぎに西の頂上へ到着。
西の山頂は細長い草原で広々しており、気持ちの良い頂上だ。秩父の山並みも思いのほかくっきり見えていた。我々のほかには単独行の人しか居らず頂上は独占状態。平らな場所に分担して用意したお鍋や食材を広げ、ポットで持参したお湯を鍋にいれ、沸騰したところで鍋奉行の指令のもと、最初にキャベツやもやしなどの野菜を入れ、笛の合図でラーメンを二個の鍋にいっせいに投入。麺がほぐれたところでチャーシューやメンマ、ねぎなどをトッピングして、ラーメンをおいしくいただいた=写真=。あっという間に二個の鍋が空き、さらに5食分を追加で作り、これも見事に完食。尚、最後まで完食に協力してくれた方には感謝です。今まで曇り空だったが遂にパラパラと雨が降り始めたため、あわてて撤収。西御荷鉾山の立派な山頂標識をバックに写真を撮り、急遽下山開始。
急な登山道を20分足らずで下山。駐車場で軽くストレッチした後、バスでみかぼ高原荘に移動。途中、道路脇の斜面にたくさんのツツジが咲いており歓声があがった。「みかぼの湯」で汗を流し、喫茶「るぼう」にて生ビールや綿豆腐、山菜のてんぷらなどを美味しくいただきながら反省会。初体験(?)の感想などで大いに盛り上がった。尚、朝のバスで曳舟から首都高速まで、ある山のクラブとニアミス発生のハプニングあり、チョットびっくり。
初めて山行に参加された方も多く、雨も心配されましたが、鍋パーティを楽しくできたことは本当によかったと思います。皆様の協力、チームワークのたまものです。天気も鍋が終わるまで持ちこたえてくれ、また曇り空で少し気温が低かったことも鍋には好都合でした。(S)
コース記録
清澄白河6:30発==御荷鉾・投石峠9:35着
投石峠9:45===10:40東御荷鉾山頂10:50===11:30投石峠11:35===12:15西御荷鉾山頂(鍋パ)13:20===13:35南登山口駐車場
南登山口駐車場13:40発==みかぼ高原荘13:50着、「みかぼの湯」で入浴・休憩みかぼ高原荘15:40発==東武曳舟18:40頃着