冬枯れの奥多摩を歩く。素晴らしい冠雪の富士山に感激。

三頭山 1531m 2010年12月18日(土)

目立った渋滞もなく予定より早く到着。身を引き締められるよ登山口の都民の森でうな冷たい大気の中を歩いていった。拭沢の滝は、東京にある滝で凍結することで有名だが、最近は凍ることはないらしい。意外にも初めての人も多く、立ち寄って正解かな?と感じた。いつもの通り撮影をして、一路都民の森に向った。

都民の森には予定より30分早く着いた。体操をしながら空を見上げると、そこには一点の雲もなかった。都民の森の施設を通過して、鞘口峠へ向う。ここから西峰までやや急な道が続くが、めげると困るので敢えて言うのを止めた。冬枯れの中、展望に恵まれて順調に高度を上げて行く。20分で鞘口峠に着いてしまった。小休止ののち、山頂をめざす。

この山は極端な急登はないが、だらだらキツイ登りが続く。登山道とブナの路を適当に選びながら登っていく。メンバーの体調もよいようだ。暫く行くと、見晴台に到着した。

奥多摩の山を一望し、あれが今年最初に登った大岳山だ!等、忘年山行らしい話題で盛り上がっていた。永田さん、星野さん、烈さんが枯葉で遊んでいた。(会の品位上、問題があるため内容については割愛させていただきます。)

少し下った後、再びやや急な登りになった。メンバーをみるとそろそろ疲れもピークのようだ。案内人の独断で、二つのピークを巻き西峰を目指すことにした。(ごめんなさい。後半の行程を考えると巻いたほうがよいと判断しました。ところで、分かった方いらっしゃいましたか?)ほどなく西峰に到着した。

頂上には真っ白な富士山が待っていた。初冬の美しい景色が目の前に拡がっていた。辺りは静寂に包まれていた。(我々のメンバーを除いて)

十分な休息の後、下りにかかる。短い急坂の後、なだらかな路に変わっていく。今回は最近調子の今一つだった大槻さん、烈さんも絶好調。大槻さんは、案内人にペースアップを促し、烈さんは先に到着し後続を待つ余裕を見せていた。(本人曰く、快感だったそうです。)

程なく槙寄山に到着。陽だまりの心地よさと、眺望に見惚れゆっくりと休息した。三ツ峠、滝子山、大菩薩等が見えた。

 仲の平までの下り、最後尾が遅れ気味になる。嵯峨さんのアクシデント。ひざの痛みのようだ。烈さんがストックを貸してあげていた。やはり、烈さんは今年の最後までヒーローだった。 下山後、数馬の湯に寄り、汗を流し、喉を潤した後、帰路に着いた。途中渋滞にもあったが、大した遅れもなく無事帰京した。

皆様、お疲れ様でした。今年一年拙い小生の案内にもかかわらず、怪我も泣く締めくくれたことに感謝いたします。(I)

山行記録

清澄白河6:25=中央高速八王子IC払沢の滝8:20=都民の森9:25=鞘口峠10:05=三頭山山頂11:20昼食12:10=ムシカリ峠12:30=槇寄山13:45=仲ノ平バス(バスに乗車)15:15=数馬の湯16:50=清澄白河19:30


トップページに戻る