360度の山頂展望と、感動の母の白滝の雄大さ
三ツ峠 1785m 2012年5月12日
三ツ峠は富士山の好展望で有名な山だ。コースも多くのバリエーションがあり、初心者から上級者まで楽しむことができる。当初、裏登山口からピストンの話もあったが健脚、百戦錬磨のメンバーの実力を勘案して母の白滝コースを下ることにした。
週末悪天候のパターンからやっと開放され、久しぶりの快晴の中、三ツ峠山に向かう。バスから見える富士山は雪を被って綺麗だ。連休明けのためか、たいした渋滞も無く予定より40分も早くスタートすることができた。
気温は10度。風も冷たく感じる。道幅は広く大変歩きやすい。新緑が太陽の光りを浴び輝いている。例年ならミツバツツジが咲く時期だが、見当たらない。今年はどこも花が遅れている。我々のグループ以外は静寂な樹林帯をゆっくり登っていく。だんだんと体も温まり快適な山歩きとなった。Oさんからのお達しで、30分おきの休憩を取りながら、徐々に高度を上げてゆく。いつもは5分で休憩する?というHさんも頑張って付いてくる。三ツ峠小屋まではさしたる展望も無く、マムシ草等を話題にしながら新緑を楽しんだ。
木無山の手前から展望が開け、南アルプス、八ヶ岳、丹沢etc360度見ることができた。屏風岩を登る人も見える。開運山の急な斜面を登ると頂上に到着。富士山の雄大な姿が目の前に広がる。残念ながら少々雲がかかっていたが、十分景色を堪能することができた。
昼食の後、いくつかの分岐を分け母の白滝コースへ向かう。なだらかな下りをゆっくりと降りてゆく。この様子ではかなり時間がかかるかな?と危惧したが途中から階段の連続になり高度を稼いだ。行けども行けども滝が見当たらず、木々に隠れて見逃したのかと思ったが、しばらく歩くと、だんだん水の音が大きくなってきた。階段を下りてゆくと大きな滝が姿を現した。これが母の白滝か!としばらく眺めて休憩。沢沿いの道を歩いてゆくとなんと!また大きな滝があらわれた。こちらが白滝でした(写真左)。岩を分ける水が細かな水滴に変わってゆく様は筆舌尽くし難い眺めだった。しばらくすると舗装道路に変わり浅間神社に着いた。岡田さんが出口付近まで出迎えに来てくれバスまで案内してくれた。
天水に立ち寄り入浴。持ち込み禁止の看板も気にせず?ビールを飲んだ。いつもの様に高速に乗る前に買出しをして、グラスを傾けた。河口湖畔で雲一つない富士山に遭遇。記念撮影をした。帰りもたいした渋滞にもあわず帰京した。
少々長めのコースでもペースを調整すればみんなで歩くことができます。ランクを気にせず参加してください。(I)
コース記録
三ツ峠登山口バス停8:50−登山道入り口9:05−ベンチのある平坦地10:05−開運山11:00(昼食)11:40−母の白滝分岐12:00−母の白滝14:25−河口局前バス停15:20(バスに乗車)−野天風呂 天水16:50−清澄白河20:10