晩秋の奥久慈男体山を訪ねて

奥久慈男体山 654m 2010年12月4日(土)

 何時ものように630分に、箱崎インターを出て目的地晩秋の装いの奥久慈男体山に向いました。男体山という山名は日光男体山を初め、筑波山にも男体山と女体山があり、比較的多い山といえる。今回の奥久慈男体山は大子町と常盤大田市(旧水府村)の境に位置し、茨城県でも北に属しています。

箱崎ICを出て間も無く、堀切・小菅ジャンクションで渋滞にはまりましたが、その後は比較的順調に常磐高速道路に入り友部SAに停車して休憩を取り、那珂ICで、高速から下りました。この後、国道118号線を大子町方面に北上して、湯沢温泉方向標識交差点を経て、間もなく滝倉T字路を右折して山道を進行して再び鋭角のT字路につきここを右折してトンネルを出て直ぐに目的地である大円地駐車場に920分に着きました。トイレなどや登山準備を済ませ、トレーニング体操を実施して、945分に出発したところ10分ほどで、左健脚コースと右一般コース地点に到着。しかし健脚コースは、表示によると岩石など不安定な個所があり危険であるので登山禁止とのこと。この山の魅力の一つである岩への挑戦したかった会員には残念と言う以外に言い様がありませんが、お話によると先週かに滑落事故により1人が世を去ったとの事でした。

右折して一般コースをったが、余りにも楽な気持ちで登った事もあり、物足りなく思われた方々もおられた事と感じております。ほどなくして大円地越1040分に着き、ここで大休憩を取り、再び山頂を目指して出発。途中での絶景に会員が絶賛されて、筑波山の双耳峰や、さらにはるか西には太平洋の反射光が見え大変良好な晴天であり、これも会員の「常の行いが良い」からと嬉しく感じ入りました。途中の落葉の中にまだ踏むには勿体無いほどの綺麗な「もみじがあり素晴らしいの一言に尽きます。やがて山頂に着いたものの、冷たい強風が吹き荒れていたため、記念撮影だけ済ませ早々に下山。5ほどって「四阿(あずまや)」に着き、ここで昼食を摂りました。ここは「健脚コース」との合流点にもなっているところですが、登山禁止を無視して登ってくる不届き者がいるのにはあきれてしまいました。これで中高年の事故もおきるのも当然と感じました残念です。

この山の特徴、急降下の時々不安を感じる地点が多くあることでそのため相当難儀した事と思いお疲れ様でした、と申し上げます。下山後は袋田の滝に立ち寄り、2年前に出来たというエレベーターに乗り地上30mほどの地点から流れ落ちる滝を見て感動し、その後は日帰りの湯、月居温泉滝見の湯に入り帰宅の途につきました。(O)


コース記録

915分大円地駐車場―945分出発―1040分大円地越―1120分山頂着―1130分昼食―1155分下山開始―1315分奥久慈神社着―1330分バス乗車(帰京)


トップページに戻る