想像以上の雪道歩き。暖かな山頂でのお昼は眺望満点。

浅間嶺 903m 2014年3月8日  
   

7時30分新宿駅集合。少し早めにいこうと思い、早めに家を出た。天気は快晴。想像以上の雪道歩き週末悪天候で中止が続いたが、今日は大丈夫だ。7時10分にホームに着くとすでに先着組が3名いた。ときどき他の山へ行ってしまう(?)Kさんも無事到着し、いつもの通り集合時間前に全員揃った。Sさんがスパッツ持参との事なので、3週間近く経過しているしそんなに雪が残っているかな?と少し懐疑的な気持ちで聞いていた。バスは思いのほか混雑していたが、順調に目的地に到着した。上川乗降車は他に3人組だけだった。

恒例通り柔軟体操をして出発。登山道を少し入るとすぐに積雪に遭遇した。はじめはたいしたことはないと、高をくくっていたがすぐに30CMほどの残雪のみちになった。足跡が深い穴になり固まっていた。(写真参照)その跡を辿りながら登っていく。途中、雪が解けているところもあり歩きにくい。しかし日差しも暖かく、風も無いので比較的気持ちよく高度を稼いでゆく。小休止をはさみながら1時間30分程歩いたが尾根に出る様子がなく道も巻いているように感じる。

少し不安になり、Oさん、Sさんと作戦会議。方角はあっているし、道も登っているのでもう少し歩いてみることとなった。みんなには普通のペースで歩いてもらい、一人で少し先行して5分ほど歩いていくと尾根上に浅間嶺の分岐の標識が見えた。こうなれば元気百倍!ほどなくピークに到着。北は大岳山、御前山,雲取山、南は丹沢山、蛭ヶ岳、そして真っ白な富士山が一望できた。ここまでで45分の遅れ。やはり雪道の山は予定通りには行かない。

暖かな頂上で景色を楽しみながら昼食。女性陣から差し入れをいただきありがとうございました。尾根道は登りの道と違いほとんど踏み跡が無い。雪も深いのでアイゼンをつけることにした。一昨年からつけた事がなかった人もいて一騒動。なんとか乗り切った。

まずは人里峠に向かう。溶けはじめた雪に乗ると板を踏み抜いたように穴が開く。女性陣は穴の大きさを競っていたようだ。穴を開けて笑っている声が山に響いていた。人里峠に着いたのが13時10分。ほぼ1時間のおくれになってしまった。このまま行程を進むと2時間以上遅れそうなので、協議のうえ、人里に降りる事にした。

檜原街道まで降りたのが14時25分。うまい具合にすぐにバスが来たので助かった。15時ごろ数馬の湯に到着。いつもの通り汗を流した後ビールで乾杯!ここで女子大生?にアンケートを依頼されたSさんが嬉しそうに答えていたとか…。最終的には帰路は予定と同じバスに乗ることができ、降車駅がまちまちだったので車中で解散とした。

振り返ってみると、今日一日ずっと雪道を歩いていたことになる。ちなみに、三週間前の檜原村の積雪は100CMだった。低温のため山道に30CMの雪があったのも不思議ではない。大変だった雪道も参加者の元気のおかげで楽しい山になりました。 (I

追記 檜原村には変わった地名があります。いくつ読めるでしょう?

人里 笛吹 鞘口 払沢 初戸


コース記録

新宿(ホリデー快速あきがわ1号)7:44=8:48武蔵五日市(バスに乗り換え)9:00=9:34上川乗9:50=12:00浅間嶺(昼食)12:50=13:10人里峠(へんぼり)13:15=14:25人里14:33=14:55数馬の湯16:00=16:12温泉センター(バスに乗車)=17:04武蔵五日市17:21(ホリデー快速あきがわ6号)=18:22新宿



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