急登の連続を、皆で頑張り抜いた新年度初山行

天地山 981m  2009年4月12日(日) 晴

 天地山の名前の謂れは、昔この付近は海沢一帯急登を頑張り、天地山の頂上でが沼であったが、その中に一匹の大きな竜が棲んでいた。その竜が沼底を揺るがし天に昇り、この時に地鳴りで向雲寺と海沢神社が出来上がり、沼が決壊して出来上ったのが天地山だと言う伝説があります。ちなみに向雲寺の別名を竜岩山向雲寺といいます。

 我々はまずJR白丸駅を降りて直ぐに青梅街道に出た。間もなく数馬峡橋の手前でストレッチをした上で、数馬峡橋を渡り、多摩川の清流を眺めつつ、まずは記念撮影を1枚。橋を右折して山道を歩きながら上り下りを繰り返すと、やがて柿平橋に出る、ここで一休みしてトイレを使用して、少し登り、右折して水力発電所の大きな送水管を右に見て進む。左折して間もなくカタクリの森がある。掲示板には5月中旬が満開とあるが、若しかすると温暖化現象で早く咲くかなと望みましたが残念でした。そこから5分ほど登り十字路があり、そこをそのまま老人ホーム寿楽園を左手に見ながら林道に入り、やがてT字路に突き当たる。ここを左折して、そのまま林道沿いに歩く。やや分かりにくい道標を左折して、これからが本当の登山道に入る。

 すぐに相当な急登となるが、やがて674m地点に1115分に着く。祠は無く目標にならず、奥多摩町も何らかの表示があるといいなと感じる。やがて1230分には天地山(山名を書いた標識は小さな木製の、しかも半分に割れたものが地面に置かれるようにあるだけ)に到着。ここで記念撮影=写真=をして昼食とする。これまでの登り道、誰とも会わなかったが、この山頂で、鋸尾根方面から上がってきたという別のグループと初めて出会う。そのグループの印象は非常に無愛想な感じ。何でかなと思いまして13時、下山に掛かると、この急登のために相当難儀な登りを強いられたために、天地山の頂上では余り元気の良い気分にはなれなかったのだと認識しました。これを我々は反対に下山を始めて危険であり大変な苦労をして無事に降りた。それから暫くして鋸尾根のT字路に着き、さらに右折して下山し、しばらくすると外国人を含む60~70人の大群衆が後ろからやってきた。インターネットで募集したグループとかで、そのにぎやかなこと。聞けば、大岳山から奥多摩駅への縦走との事、にぎやかよりも五月蝿いほどでした。

 暫くして愛宕神社に着き、1630分に奥多摩駅にようやく到着。何とか1652分にホリデー特快に乗車して無事に東京に帰りました。あのような上り下りの多い山で、それも急登と急降下というのは他にあまり経験が無く、ご迷惑をかけたことをここでお詫びいたします。(O)

コース記録

JR新宿駅7:44=ホリデー快速「おくたま号」=青梅駅==9:35白丸駅9:50⇒⇒数馬峡橋⇒⇒11:15 674M地点⇒⇒12:30天地山(昼食)13:00⇒⇒16:30奥多摩駅16:52=ホリデー快速=御茶ノ水/帰京


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