奇岩・奇石の同定でワイワイ、胸キュンなプチ登山も
昇仙峡 羅漢寺山/弥三郎岳1058m 2024年12月7日(土)
参加者17名と今年最多のメンバーがあずさ3号に船橋、錦糸町、新宿の各駅から全員無事乗車した。甲府駅での昇仙峡行きのバスの乗換え時間が短いため乗り場へ急ぐ。バス停には既に多くの乗客が並んでいたため、すし詰め状態で終点の昇仙峡口まで我慢。バス停には既にオムニバス(昇仙峡口~昇仙峡滝上間を輸送)が待っており、帰りの滝上から昇仙峡口までの予約方法や運賃などを確認した後、長瀞橋を渡り昇仙峡渓谷入口へ。慣例のストレッチを行い、昇仙峡(約6km)の散策をスタートした。
お約束の奇岩・奇石の案内板が次々と現れる。 亀石、オットセイ岩、大砲岩、…。今一つはっきりしない。すんなり納得できたのは「らくだ石、松茸石、ハマグリ石」くらいかな。案内板に写真でも貼ってあれば助かるのだが…。対象の石を確認するのに時間がかかってしまった。さらにメンバーの心をくすぐる「愛の架け橋」の案内板まで現れて遅れが増幅。羅漢寺をパス、夢の松島で「覚円峰」を見上げ、石門(気付かず通り過ぎたメンバーもいたようです)を過ぎて、仙娥滝へ。落差が30mあり、ときおり虹も現れ、昇仙峡一番の見所と納得した。
瀧脇の階段を上ると滝上エリアでほどなくロープウエイ乗り場へ。5分でパノラマ台へ到着。広場の正面に雲一つない富士山の雄姿を期待していたが、山頂部に雲がかかっておりちょっと残念だった。広場のテーブルをほぼ占領して全員で昼食。
昼食後はいよいよ浪漫会本来の山登りだ。しばらく平坦な道を進むと、はしごや補助のクサリがないと登れない困難な急登となり、やがて一枚岩の上に着く。この一枚岩は丸い形状で落下防止柵もないため端の方には怖くて行けない。目と鼻の先には三角点のある弥三郎岳(1,058m)の頂上があり、大半のメンバーが登った。(リーダは少しの恐怖心と疲れからパスした)
オムニバスの集合時間に間に合うようにパノラマ台で時間調整、ロープウエイで下り、送迎バス2台に分乗して昇仙峡口バス停へ。甲府駅までは全員座っていけた。途中、車窓から富士山の全貌が望め、最後に得した気分になった。
関東地方はここ1週間は晴天が続き、空気も乾いてきているようなので富士山遠望の絶好日和だと思われましたが、残念なことに頂上部に雲がかかってしまいました。昇仙峡歩きでは、奇岩・奇石の連続で結構楽しめたのかなと。弥三郎岳は思いの外スリルがあったようです。ただ、短時間で頂に出て、ほぼ360度の展望が得られたのは嬉しかったとの声もありました。(SS)
【追記:失敗談】
山行実施日前日の夕方16時ころ参加者のW氏から電話が入り、「山梨交通のバスは昇仙峡滝上まで行かず、昇仙峡口が終着では?」との情報を頂いた。すぐに思い出した。一年前に今回と同じ計画書を作成した時、冬季(12/1~3/31)は滝上までバスが運行されないことを調査済だった。ただ、その時の実施日が9月上旬だったこともあり、影響なかった。資料を作るときによくやることだが、古い資料を基に作成することがある。今年の計画書も前年の計画書を基に作成した。電車やバスの時刻表・運賃の再確認は当然行ったが、実施日が12月に変わっていたにも関わらず、上記の「冬季…」の部分を見落としていた。しばらく、茫然自失。気を取り直してネットで調査。オムニバスが運行されていることを確認。運行会社にTEL。運行時刻、料金、予約方法などを質問し、実施可能なことを確認。参加メンバーへの計画変更の説明資料作成。実施日当日特急車内で、計画の一部変更を説明させてもらった。W氏に感謝です。
<参加者のひと言>
★お天気にも恵まれ、今年最後の山行、気持ちよく歩くことができました。
なんといっても弥三郎岳山頂は絶景で感激しました。360度の眺望は素晴らしかったです。皆さん、どうもありがとうございました。
(Y)
★昇仙峡ハイキングは自分47年ぶりくらいで行きました。
ほぼ余り覚えて無いが、こんなにいっぱい石や岩の種類があった事がびっくりでした。特に覚円峰が最高でしたよね!皆んなで語らいながら遊歩道を楽しくハイキング出来お天気にも恵まれ最高でした。又、昇仙峡ロープウェイも良かったです。今年最後の山行良かった良かったです。
最後に皆んなでお食事会(飲み会)が有ればもっと良かったかな?
リーダーの下田さん、メンバーの皆さん本当にありがとうございました。来年も宜しくお願い致します。
(タダミツ)
★初めての参加でしたが、皆さんがとても気さくで楽しく過ごせました。
お天気もよく自然と触れあい、山頂にも登る事ができました。非日常的行動を送り自然のパワーをもらい、フル充電できました。
(ET)
★お天気にも恵まれ、滝に虹が映っていたり、まだ紅葉をしているもみじもあり、富士山も見えて昇仙峡の景色はとても綺麗でした。いろんな名前の付いた岩を見て盛り上がって最後まで楽しく歩けました。下田さん、みなさま本当にありがとうございました。
(まりこ)
★青空の中富士山に会い仙娥滝、昇仙峡、すばらしい仲間との旅、毎日膝の治療している私にとってストレス解消でき、すばらしい旅でした。大野さん、リーダー下田さんありがとうございました。
(M.H)
★昇仙峡、40年以上前に行った記憶だけがありますが、まったく覚えていないので、今回が初めてのようなもの。
寒波予想も晴れて風もなくおだやか、紅葉も最後でしたが沢山の落ち葉の上を歩くのが気持ちよかったです。
渓流と奇岩、仙娥滝を眺めながらのしいいハイキングを最高に楽しみました。ありがとうございました。
(W)
★このところの穏やかな気候に誘われて、17名もの大所帯での山行となり、舗装路面の遊歩道をおしゃべりの声高らかに長~ぃ縦列で闊歩した。
大岩、奇岩に紅葉、大水量の渓谷の流れに虹の後光差す大滝と見所満載のロケーションに歓声とシャッター音が響いた。
ロープウェイに運ばれたさきでの日だまりのテーブルでの楽しい昼食、弥三郎岳という岩陵パノラマ台へのちょっぴりスリリングなアスレチック気分も楽しかった!
感想としては以上。
ところで、甲府駅からの路線バスは土曜、紅葉の最盛期、この日の好天とあって超満員。我々だけでも17人も乗っていることもあり、途中乗車のお買い物カートを引いたお婆さんも困惑顔。
見かねた我が会員がカートを引き上げて手助けして乗車し、私も彼女の途中降車時にカートの誘導と下げおろしを買ってでたところ、『山の人たちはみんな優しいから』というお褒めの言葉と昇仙峡での美味しい蕎麦屋の情報を頂戴した。
こちらが招いた思わぬインバウンド状況の持ち込みなのに却って恐縮した。
長話のついでに、この夏のエアコン使用に伴う我が家の電気代が影響し、風呂、トイレ以外の居場所の確保が難しくなり、散歩を兼ねた避難所として、活字嫌いの筈の図書館通いがここしばらく続いている。
そんな中に見つけた一冊「山のことば辞典」のあ行は『(山の)あいさつ』で始まる。内容は直接ご覧いただくとして…。
街から里、そしてやっと山という「結界」を経て後、恐る恐るそれらしき装束相手に始まる「山のあいさつ」も情報交換として大事だけれど、微笑みだけでも、笑顔だけでも身構えせず簡単に打ち解け合うことができる。私はそんなふうに感じ取った。
朝のお婆さんの「お褒めの言葉」獲得の栄誉もバス車内の和んだ雰囲気も山をやっている人のお声掛けのあいさつから始まったと考えると誇らしい限り。
今年最後の山行がほのぼのとした気分で締め括られた。
(ヤマジジイ)
★昇仙峡は半世紀以上前に行ったことあるだけで楽しみにしていました。出発前のストレッチで背を反らして見上げた澄み切った青空が何ときれいだったこと。紅葉した渓谷に次から次に現れる大岩に猫岩、猿岩とかラクダ岩とか名前が付けられているがどれがそうだとか何が似ているとか遠足の小学生みたいにワイワイ言いながらだらだらと歩いたこと。ロープウエイで降りて高々20分で頂上まで行けるという事で侮どっていたが歩くほどに道は厳しくなり岩登り状態になり、二段の大きな岩を登りようやく山頂に着く。
山はやっぱり岩でできているんだと再認識した。「アアーお山の大将、われ一人。」遠くに南アルプス、秩父の山々、眼下には甲府盆地と360度の大パノラマだ。弥三郎さん、見くびって、スイマセンでした。リーダー、今年最後の締めくくり山行、ありがとうございました。
(手拍子足拍子)
★久しぶりの参加でした。
自然の渓谷美と仙娥滝からな紅葉、奇岩からの落差は迫力があり、神秘的でもありました。
ロープウェイで観光気分と弥三郎岳のミニ山行と盛り沢山でした。
珍道中があり、とても楽しい1日でした。
リーダーの下田さん、皆様ありがとうございました。
(うちだ)
★思ったより見事な紅葉にしばし見とれてしまいました、また仙娥滝が素晴らしくその水量の多さにびっくりしました。昇仙峡は期待以上に良かったです。リーダーさんありがとうございました。
(S)
★久しぶりに大勢のメンバーの参加で賑やかな山行になりました。
絶好の青空に聳え立つ奇岩、峡谷を流れる水は名水百選に選ばれているとあって透明で、かつ蒼い。まだ待ってくれていた紅葉の赤や黄が陽の光に映える。
ロープウェイを下りるとピクニックのように楽しいお弁当の時間。お裾分けでご馳走がいっぱい。
お腹を満たすと元気が復活。いざ、弥三郎岳へ。スリル満点で、山頂では360度の大パノラマに大感動!!
下田リーダー、今年の〆に、楽しい山行をありがとうございました。
皆さん、いつもごちそうさまです!
(とむちゃん)
★もみじの紅葉、川のせせらぐ水音、次々に現れる楽しい石たちの奇形の姿。似ている? うん似ている! 見える? うん見える!見える! と、まるで小学生の遠足気分で一石一石感想を発しながら溪谷添の道を歩いた。ゆっくりゆっくりモードで歩いて来たけど先はまだまだ長いらしい。
途中の道が二股に分かれていて私とKさんはバス乗車に切り替えて皆と分かれた。リーダーのきめ細かいバックアップのおかげで無事マイクロバスに乗車。20分程高度をあげて美術館前で下車。ロープウエイ下で先行組と健脚組と無事合流した。
ロープウェイからの眺めは上天気の中素晴らしい景色が展開し、遠く金峰山の山並や荒川ダムがジオラマのように見えた。パノラマ台駅に着いてからは富士山の勇姿が見え、本日のクライマックスを迎える。
他の勇敢なメンバーたちには更なるクライマックスが用意されていたようだけれど、分を弁えて私は待機。体力、知力、視力も弱くなっている私でも皆さんのフォローとリーダーの行き届いた配慮のおかげで、晩秋の昇仙峡をたっぷり堪能させて頂き、この上ない楽しい面白い一日を過ごさせてもらった。
皆さん、ありがとうございました。来年も元気でお会いしましょうね。
(T)
★以前30代(かなり前)の頃 昇仙峡を歩いたおり
馬車が笑顔のお客さん達を乗せて通っていたのを思い出しました。
足元は流れてきた石に大きな松の木が根付いている、見上げると真っ青な空に垂直に切り立った登竜岩や覚円峰に圧倒されて自然の凄みを感じます。
弥三郎岳ではみなさんに付いて行って
途中で大変な処に来た、と思いながらも緊張する、 足が震える、でもワクワクする気持ちでいっぱいです。山頂に着いた時は嬉しくて
そして本当に有り難かったです。降りる時はもっともっと緊張していました。
ワイワイと 石の名前を確認しながらの歩き
楽しかったです。
リーダーさんはじめみなさん楽しい一日ありがとうございました。
(Y・S)
★紅葉と奇岩を眺める晩秋の渓谷歩きと思いきや、ランチタイム終えてのひと登りが「えっ」と思うほどの展開だった。お椀を伏せたようなまん丸のコブ山が2つ。少しでも縁に行けば転落を免れない。果敢にもお試し山行のゲスト含めて女性陣が相次いで登頂したのには2度びっくりした。
閑話休題。下りのロープウエイの店先に、叶えたい願い事が並んでいた。そこで待ち時間を利用して、メンバー17人に直感で一つだけ選んでもらう“簡易アンケート”を試みた。その結果は1位が「健康」(6人)、2位「家内安全」(4人)、3位「金運上昇」(3人)、4位「宝くじ」(2人)、そして「交通安全」「その他」が1人ずつとまずはほぼ予想通りとなったが、「恋愛」との回答も1人。どなたかは不明です。
(G)
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コース記録
JR新宿駅7:30==(特急あずさ3号)==9:08甲府駅9:15==(山梨交通バス)==9:45昇仙峡口
昇仙峡入口10:15===天鼓林10:45===夢の松島(覚円峰)10:55===12:05仙娥滝12:10===12:30パノラマ台(昼食)13:20===13:50弥三郎岳14:00===14:20パノラマ台14:40===15:15昇仙峡滝上バス停
昇仙峡滝上バス停15:20===15:40昇仙峡口16:11===16:45甲府駅16:53===(普通立川行)===帰京