コロナ禍のこの一年、富士山眺望で人気の高川山で締めくくり
高川山 976m 2021年12月12日
高川山は山頂から眺める富士山が素晴らしく美しく見えるので人気がある。しかしながら富士山が見えるのは山頂からだけで、登る途中や下る時もほとんど富士山の姿を見ることの出来ない山でもある。今回は参加者6人と少ないのが残念であるが、天気に恵まれ美しい富士山を眺めることができて良かった。
登山口の駅である初狩駅を予定より早めの9時に出発、初冬の寒さに震えながら駅前から高川山への標識に従い、街中を歩き登山口へ向かう。舗装された坂道を登り切ると、20分で駐車場と仮設トイレのある登山口に着く。
軽く準備運動を済ませ登山開始、樹林帯の中を登り初めるが最初から急登が続き、直ぐに汗まみれになる。衣類調整をして本格的に登り出す、人数も少なく精鋭の男性ばかりなので緩みないペースで歩く。20分で男坂・女坂の分岐に着き、言うまでもなく男坂を上る。かなりの急登を休みなく登るが、さすがに応え男坂・女坂の合流地点から尾根に出たところで暫しの休憩を取った。この先、山頂までは僅かである。
休息後、木漏れ日溢れる緩やかな尾根をのんびりと歩く、山歩きの楽しさを十分満喫しながら、10:40には山頂到着、登山開始から1時間40分である。山頂では素晴らしい富士山は眺められたが、人が多くかなり騒がしかったので、写真を撮って直ぐに退散。山頂より少し下った日当たりの良い広場でゆっくりと昼食を摂ることにした。
食後、下山開始、斜面をジグザグに緩やかに下る山道をのんびり歩く。その後周りは薄暗い植林帯になったが、ジグザグの山道はさらに続き、やがて沢沿いの道になり林道に出る。林道をさらに下ってゆくとやがて民家が現れ道も舗装されており、古宿に至る。
ここからは街中を禾生駅を目指して歩くことになる。20分程で13時前には駅に到着、山行時間トータルで3時間40分であった。さて、ここから12時59分の電車で大月駅に向かうが、無人駅(他の客なし)で上り・下りどちらのホームで待つかちょっと迷ったが、大月駅に向かって左側のホーム(電車は左側通行のはずだから)で待った。ところがこれが間違いで、電車は向かい側のホームに入ってくるではないか、かなり慌てて陸橋を渡り反対側のホームに向かったが間に合いそうにない。しかし電車が時間を過ぎても待っててくれて、なんとか無事に乗車することができた。帰るにはまだ時間が早く、途中高尾で寄り道をして帰路に着いた。
(S)
<参加者のひと言>
★高川山は初めての登山。期待と不安でいっぱいでした。登山口までは、緊張もなく楽しくおしゃべりしながら歩きました。男坂・女坂分岐点から全員6名で男坂登り開始、斉藤リーダーの元で全員ガッツで登りました、自分は休憩がチョット少なかったです。足が疲れてぐたぐたでした。
(ニンニン)
★久しぶりの山行きにパッキングにももたつく有り様で、あたふたと新宿集合。早めの全員集合に本日の行動計画を協議し、忘年会を兼ねた反省会の開催を決議。それに依ってか総員テンションアップ!
初狩駅から高川山山頂までも、山風情たっぷりのコンパクト行路ながら、当たり前のように選んだ「男坂」に『よいしょ、どっこいしょ』と口に出して楽しみ、計画を2時間近く大幅に短縮し、下山路の日だまりにゆっくり昼食を摂った。
帰路の禾生駅では、ちょっとしたハプニング。当然と思い込んでいた左車線乗車が跨線橋先の反対側で大慌て!バタバタした跨線橋階段乗降の様子に気づいた車掌さんの機転によって、一旦閉じたドアが開いた時には女神に逢った気分でした。
私は反省会を断念しましたが、少しずつ山を日常に近づけて行きたいと思います。
(ヤマジジイ)
★10年振りの高川山、前回と同様に男坂を選択し一気に頂上へと思ったのですが、登りが思いのほかきつく、アップアップ状態でした。コロナ過で「2年の時が変えたものは彼のまなざしと 私のこの髪」ではなく、単なる体力の衰えだったようです(トホホ…)。でも、頂上からの富士山は素晴らしいものでした。好天に感謝です。
(白毛門)
★選りすぐった男たち?6人衆は落ち葉の溜まった急な坂道を登りながら、男坂じゃなくてやっぱり女坂にすべきだったと悔やんだがもう遅すぎた。
やっと登った山頂は360度の展望。目の前の大きな富士山、遠くには白く輝く南アルプスも見える。だが快晴の日曜日なので狭い山頂は人、人、人で一服する場所もない。急いで記念写真だけ撮って退散する。「青い空 富士山ばかり見てる 12月の山」 来年はコロナが終息して普通に山行ができるといいですね。
(手拍子足拍子)
★高川山、ギューン登山 ビューン下山 グイグイ反省会
初狩駅、そこそこの登山者、数十人ほど。我が一団男6人ピッチが速いこと速いこと。登りの坂道、スイ スイの ぼってる、遅れまいと付いて行くが、それにつけてもペースが速い。
女坂、男坂、どっちにしようか、やっぱり進む男坂。にもかかわらず力強く、びしびしのぼっていくから、あっという間もなく山頂へ着いてしまった。
撮影が盛り上がりおもしろい。カシャ、カシャ、シャッター音が入り乱れ、飛んでくる。
11時まえに、昼飯となり、心地よい日射しのなか、握り飯に大満足。
下山の、愉しさは、足が楽々進むこと。ひょいひょい動き、歩いて歩いて里山から里道へ、そして鋪装道路から駅構内に着く‼
ホームで待てば、電車は、向かいのホームに、入ってくる。大急ぎで跨線橋の階段 をギューンとのぼって、ビューンとおりて車内に着く。やれ やれ。車掌さんに感謝。
大月駅前にて、きょうの、反省会は2時過ぎから、苦味がうまい、渋味もよろし、反省がグイグイ減ってゆく。そして、帰宅5時の好日だった。
(き)
コース記録
京王線新宿駅6:57発→特急高尾山口行き→7:40高尾駅8:02→JR普通甲府行→8:52初狩駅9:00→9:20登山口9:30→9:50男坂・女坂分岐→10:20男坂・女坂合流→11:40高川山山頂11:45→10:55昼食11:15→12:00田野倉・禾生分岐→12:20古宿・シラノサワコース分岐→12:40富士急禾生(かせい)駅11:59発→富士急→13:10大月駅→JR→13:51JR高尾着 解散
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