高峰山2092m 2015年2月21日〜22日
今回のスノウシュウハイクはスキーもしたいという人の希望を取り入れて、1日目は高峰山をスノウシュウでトレッキング、2日目はアサマ2000スキー場でゲレンデスキーを楽しむという贅沢な企画を立てた。
上野の新幹線ホームに出発時間前、参加者がそろったところでサプライズがあった。当初参加予定で参加出来なくなった下田さんが見送りに来てくれ、さらに大福もちの差し入れまでしていただいた、感謝です。さて定刻に出発した新幹線は1時間足らずであっという間に軽井沢に到着、昔のことを知るものにとっては本当に驚きです。駅前からスキー場の送迎バスで高峰高原にある宿泊予定のホテルに9時30分に到着、まずスパッツを装備してスノウシュウの準備を整えホテルを出発した。
当初レンタルを予定していた所では残数が足らず借りることが出来ず、スキー場まで戻りスノウシュウセットを借り、慣れない手つきで何とか無事装着して改めて出発。スキー場を出て車道を登り車坂峠近くのビジターセンターの駐車場の脇から登り始める。雪はフカフカ、快晴の下風もなく絶好のハイキング日和だ。まずは差し入れの大福もちを食べて腹ごしらえ、初めての人もいるので慎重に歩き始める。
高峰山までの標高差は150m程でたいしたことはないが、登り始めて直ぐに急登になる。ちょっと歩くとすぐに息切れがして一息入れ、また登りを繰り返す。粒が平の尾根まで唐松の林の中の急登が暫く続く、40分程で漸く尾根に出て視界が開ける。下界に佐久平を見下ろし、その先に富士山・八ヶ岳連峰が見える。途中Tさんが体調不良で残念ながら下山することになり、残り5人で山頂を目指す。これからは山の稜線を心地よいアップダウンが続く。山頂が近づくとさらに雪を頂いた北アルプスの全貌が遠くクッキリと見えてくる。やがて大きな岩が雪の中から突き出た所を過ぎると、岩に剣が突きさっさている高峰神社のある山頂に辿り着く。雲一つない青空の下360度のパノラマ展望を楽しみながら昼食を取る。Kさんが作ってくれた甘酒が美味しかった。
13時15分下山開始、粒が平までは来た道を戻り、その先は高峰温泉の方へ下る。下りは楽であり、フカフカのまっさらな雪の上を下るのはさらに楽しい。スキーゲレンデの上部に出ると、今度はゲレンデに沿って脇を下る。雪の積もった林の中を自由気ままに降りる、まさにスノウシュウの醍醐味である。ゲレンデの下部に着いたところで、さらに先に進むと宿泊予定ホテルに到着した。
この後はゆっくり温泉に入り疲れを取り、夕食の後は部屋で軽くアルコールを楽しみ、Nさんの話で盛り上がって、明日のスキーに備えて早めに就寝。
2日目はお待ちかね楽しみなスキーである、このために参加した人もいる。まずスキー一式をレンタルする、最新の用具に一同驚き靴を履くのに一汗、漸くゲレンデに出てまずはリフトに乗る。今年の初滑り、ブランクが1年の人も5年以上もある人も、それなりに上手に滑る。標高が2000mあるので雪質が良くパウダースノウの為か思った以上に上手く滑れるようだ。天候も悪くなく、ゲレンデも広々して滑り易く、リフト待ちもほとんどなく久しぶりのスキーを思う存分楽しんだ。この後早い人で2時前に、3時までクタクタになるまで滑った人も宿に戻り一風呂浴び、送迎車が出発するまでロビーで寛いだ。予定どおりホテルを4時30分に発ち軽井沢を5時44分の新幹線で帰路についた。(S)
コース記録
1日目 上野駅6:58→長野新幹線→8:10軽井沢駅8:30→送迎バス→9:30高峰マウンテンロッジ10:30→アサマ2000スキー場11:00→11:20高峰高原ビジターセンター→12:00粒が平→12:45高峰山山頂13:15→13:35粒が平→14:00アサマ2000スキー場→14:15高峰マウンテンロッジ
2日目 終日アサマ2000スキー場にてスキー 高峰マウンテンロッジ16:30→送迎バス→17:30軽井沢駅17:44→長野新幹線→18:50上野駅解散