新緑の中、予想外に苦労した尾根下り


 
鷹取山 472m 2016年5月8日(日)

鷹取山は、相模原市藤野町の北側にある500mにも満たない低い新緑の中の真っ赤なツツジ山です。 その昔には武田軍の狼煙台があったという山で、山頂にはその旨の標識が建っている。また頂上から下る尾根は小渕ふれあいの森の一部になっている。

8:00に京王線新宿駅3番ホームに集合ということで、出発までには今回の参加者13人がそろった。内2名が木崎さんと加藤さんでお試し山行ということで今回初参加になる。

列車は予定通り藤野に到着、ここで路線バスに乗り換え10分程で登山口の上沢井に着く。天気は快晴、陽射しが強くかなり熱く感じられる。それでも日蔭は涼しく絶好のコンディションの中、出発できた。始めは舗装された道を歩き小さな集落を抜けるとやがて道は登山道に変わり、急登になった。暫く杉の植林帯の中を進むことになるが、陽射しが遮られ、時折涼しい風が吹き抜け、気持ちの良く歩くことが出来た。

ようやく尾根に取り付き、山頂への分岐に着く。植生も自然林に変わり、新緑が美しく、道の両脇にはツツジが見られるようになった。分岐から20分で頂上に到着、登り始めから1時間程である。途中富士山も見られたが、山頂からは陣馬山、生藤山が見られ、また三つ峠方面の山々も展望できた。

多少早めの昼食を済ませ、これより藤野駅まで尾根道を下る。2時間程で楽に着く予定であったが、案外厳しく、いくつもの小さいピークを登ったり降りたりでこれが大変、また途中道も間違えたりで2時間半かかって駅に着いた。駅からは送迎バスで藤野尾垂の湯に向かい、汗を流しビールで乾杯して登山の疲れを癒し帰路に着いた。

途中道を間違えたがこの山の案内に次のようなコメントが載っていた。「ここからは小さなこぶが続くハイキングコースです。途中には巻道と周辺の集落へ下って行く道が混在しています。巻道と思い迂闊に尾根を外すと道を間違いそうなところもあります。」以上言い訳になりますが登山道の間違えには十分注意をしましょう。(H.S)


 
コース記録

京王新宿駅8:07−8:57高尾駅―高尾駅9:20−9:33藤野駅9:45−路線バス−9:57上沢井(鷹取山登山口)10:00―10:40上沢井分岐10:45−11:05鷹取山山頂11:40―13:30岩戸山13:35−14:10藤野駅14:43−送迎バス−15:00藤野尾垂温泉16:15−16:30藤野駅16:44快速東京行き乗車解散



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